冷えピタと美女　　〜都市伝説創造２

沖縄にいる時、おかまのポール伊藤が私に言った。
『冷えピタは風邪の時に貼るものですけど、逆に冷えピタで風邪はひけないでしょうか？』と。
さっそく東京に帰ったら検証すると約束した。
しかし、男が検証しても絵にならないので美女を実験に起用した。



ドンキで２００枚買って来てもらう。




大量の冷えピタを目の前にして実行しようかどうか迷うの図。
でも、美女が「ここまできたらやります！」と腹をくくった。本当にいい女だ。




足の指一本一本まで丹念に貼る。決して妥協は許されない。




背中を貼り終えると、すでに美女は軽い痙攣を起こし始めた。
「寒い」を連発する。「やめようか？」と言うと首を横に振る。




涙が止まらない。唇はおろか体全体が青くなってきた。
さすが冷えピタの破壊力は抜群だ。普段ならたった一枚で熱を冷ますのだから。
ここまで気丈な女は見たこともない。




人間の表面積をなめていた。２００枚じゃ足りなかった。
追加で１００枚買ってくる。同じメーカーの在庫が無かった。色が違うのがその証拠。


２時間後・・・。

君の覚悟はありがたいが



そんな目で見るな怖い。


ー完結編につづくー



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