●更新日 11/01●


働く人の憂鬱シリーズ 〜AV女優マネージャーの憂鬱〜@


過去にAV女優の憂鬱AV男優の憂鬱AVライターの憂鬱を紹介しました。
それではAV女優を影で支えるマネージャーにはどんな憂鬱があるのでしょうか。
最近のAV業界の話も含め、某AV事務所マネージャーに話を伺ってみました。

写真


――AV女優のマネージャーとしてのお仕事は何ですか?
営業や現場同行の他に、女優さんが良い仕事を出来るように環境をつくってあげることです。
それぞれに気持ちのテンションやモチベーションが違うので、その人にあった気配りを心がけます。

――この仕事を選んだきっかけは何ですか?
経験したことのない世界なので、どんなものかと興味を持ったからです。

――仕事をしてみて内情はどうでしたか?
しっかりした業界だなと感じました。
メーカーや制作会社、プロダクションとそれぞれにプロフェッショナルがいて、精神的なものと肉体的なものがぶつかりあい、ひとつの作品を作っていく。やってることが他と違うじゃないですか。
その場所じゃなきゃわからない楽しさでもあり苦しさが日々が充実感であって、何が起こるかわからないというのが内情ですね。

――この仕事をしていて良かったなと思うことはありますか?
環境ですね。女優さんは選ばれた人たちじゃないですか。こうやってみようとポリシーを持った人だから、一緒にいて若返ります。女優さんに影響されて自分が変わることもあるし。血が騒ぐというか、そういう仕事ってなかなかありませんからね。

――逆に、辛かったことはありますか?
「このマネージャー使えない」「ちょっと気が利かない」と女優さんが思うと、顔色でわかるじゃないですか。それをベテランの女優さんに直接言われると、かなりショックで落ち込みます。

――どういう人がマネージャーに向いていると思いますか?
女性を見て“美しいな”とストレートに言える人ですね。
そういうことをストレートに伝えられる人でないとこの業界は向いていないと思います。
それぞれ伝え方はあると思いますが、実際に口に出して言われたのと思っていたのとは全然違うじゃないですか。その一言で女優さんのモチベーションも変わりますしね。
あとは、女優さんにこれから仕事をしてもらう為にどういうケアをしてあげたらいいのか。それを考えられる人が向いていますね。

――では、どういう人に女優さんになってもらいたいですか?
演じることができる人です。セックスって誰でもできるじゃないですか。
ユーザーは十人十色で世代や趣味が違うので、自分でもエロを追求していかないと取り残されてしまいます。意欲的な演技ができる、またエロさを出せる女優さんが出てくればと思います。



AV女優のマネージャーというと華やかなイメージがありましたが、事務所に在籍する全ての女優さんのモチベーションをあげたりと、とても大変そうでした。
次回は、最近のAV業界を引き続きインタビューします。



アンジェラ(^ω^)



◇上記のタグを自分のサイトに張ってリンクしよう!


探偵ファイルのトップへ戻る

前の記事
今月のインデックス
次の記事