●更新日 11/16●






明るい家族計画




こんにちは。31歳の主婦で小さな子どもがふたりいます。
毎回BOSSの記事、興味深く読んでいます。
特に政治・経済に関するものはとても身に迫る感じで。
新聞を読むよりずっとわかりやすいし入り込みやすいです。
つい最近までもう一人子どもがほしいな〜と気楽に考えていました・・・
しかし、やっぱりそんな場合ではないのでしょうか?
少しでも早く再就職先を見つけるのが生きる道なのでしょうかね。
これからの時代の家族計画について、BOSSの記事を読んでみたいです。
ではでは。





子供のことは無知に近いので、的確なアドバイスになるかどうか分かりませんが、思っていることを書いてみます。
子供を育てるのは人間としてとても大事なことです。私でさえそろそろ1人くらいは欲しいな、と思うくらいです。子供がいると多少の得があるみたいですね。扶養控除とか児童手当とか。
あなたは若いので2人のお子さんが巣立つ頃、まだ50才くらいです。したいことがいろいろ出来る年齢だと思います。今なら2人でも3人でも変わらないので作られてはどうですか。

ただ、将来の不安はつきまといますね。間違いなく税金や保険負担が増えて実質所得が減りますし、子供1人を育てるのに3000万円かかるとして、果たして50才になった時に自分自身のための貯金が残るかどうか。電卓で簡単に計算してみてはいかがでしょうか。
少子化はこれから加速し、老人だらけになります。かと言って福祉が充実するかと言えば、それは絶望的です。日本はフィンランドにはなれません。あっちは国民が500万人だから出来るのです。
相続税や固定資産税というひどい税法のおかげで少子化が進みました。本来は国が責任を負うべきなのですが、これらの悪法がそのままで、政府が見せかけの少子化担当大臣を置いたのが笑えますね。
あ、もうやめましょう。私が少子化を奨めているようで後味悪いです。

本題からそれるかも知れませんが。
実は、私は本来なら生まれてない人間なんです。両親は互いの夫や妻や子供を捨て、駆け落ちして結ばれました。私が出来た時、親父が生みたがっているお袋に堕ろせと命じました。
お袋はあきらめて病院に向かいました。その途中のあぜ道でのこと。
みかんを山のように積んだ軽トラックがお袋の横を通りました。
行き過ぎたトラックから一個のみかんが転がり落ちました。
お袋はしゃがみ込んでそのみかんを食べました。
そのおいしさは妊娠している女性にしか分からない味ですね。
そして「やっぱり生みたい」と強く感じたそうです。家に引き返し、親父からどんなに殴られても私を堕ろさなかったそうです。
だから私はこうして生きています。みかんが命の恩人です。

妊娠した時点で人間だと思います。生まれるべき運命の子です。



BOSS




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