●更新日 11/27●






舞鶴高一女子殺害   〜フジテレビにモノ申す



犯人に対しての取材はまだいい。問題は被害者の身内に対する取材の仕方だ。
フジテレビの「とくダネ!」を見ていたら、高一女子の祖母の家に行き、インターホン越しにコメントを求めていた。祖母は泣きながら「今は何も考えられません」と答えていた。
かわいい孫が残忍な手口(工具で顔をメッタ打ち、全裸で放置)で殺されてまだ半年だ。アカの他人が遺族の心情をえぐっていいのか。そんな権利はどこにあるのか。
映像の見せ方も卑劣だ。視聴者に悪印象を与えないよう、インターホンを押している記者の声は一切流さない。祖母の対応から類推して『フジテレビですけど、容疑者が見つかりましたがどう思われますか!?』と、抑揚のない乾いた声で脅しているだろう。

マスコミはある程度の情報を警察署から得る。しかし、いくら警察でも被害者の祖母の家までは明かさない。ではなぜテレビ局は祖母の家が分かるのか。
戸籍や住民票を違法に取得して追跡しているからだ。
政府はマスコミの横暴を止めるため直ちに立法化して欲しい。被害者家族が望まない限り、取材を禁じて欲しい。
私たちも、いつ、被害者の家族になるか分からない時代。死ぬより辛い想いでいる時、夜中に家全体に照明を当てられ、インターホンを何度も押される。文句を言おうものならそのままテレビに流れる。そんな暴力が波状攻撃で繰り返される。



言論の自由は保証してもいいが、心に対するテレビ局の傷害事件を見過ごしてはならない。





BOSS




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