●更新日 06/26●


お手上げ


5月25日未明に東京都板橋区の資産家・瀬田英一さん(74)と妻千枝子さん(69)が何者かによって殺害され家ごと燃やされた凶悪事件から1ヶ月が過ぎた。皆さん覚えているだろうか?

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被害者が江戸時代からの大地主で大金持ちという珍しさや犯行の残忍性や特異性から注目を集め、被害者宅周辺は警察とマスコミ各社でごった返していた。探偵ファイルからは最も近くに住むオナンが事件直後から取材に当たっていたが、近隣住民からは犯人に結び付く決定的な目撃情報は無かった。

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↑事件直後・実際に資産家老夫婦が頭を殴られ刺され焼き殺された建物



あれから1ヶ月が過ぎた。犯人は未だ捕まっていない。

現場の被害者宅はブルーシートに包まれ 敷地の北と南には警察官が1人ずつ常に見張りに当たっている。現場保存の為の警備はもちろん、犯人が様子を見に何食わぬ顔で舞い戻る可能性もあるからだ。

警察官と話をした。

警「マスコミの方ですか?」

オ「ええ、まあ一応…」

オ「丁度1か月目なので取材に来たんですが…あんまり進展とか変化も無さそうですね…」

警「… なにもない…ですね…」



お手上げ状態らしい。


事実、この事件走り去る足音や「ワー」という叫び声を聞いたという近隣住民の情報はあるものの、”不審な人物”“逃げ去る姿を見た”といった目撃情報が無く、捜査が非常に難航している。記者はおろか警察自体も情報に困窮しているのだ。 おまけに事件当日は激しい雷雨で極めて証拠も残りにくい。まさしくプロの犯行。捜査が難航しないはずがない。


あれだけ大量に居た報道陣の姿も今は無く、町も落ち着きを取り戻しつつある。
事件は着々と風化し始めている…。

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情報提供を呼びかける看板と献花台だけは1ヶ月前と変わらず供え物が欠く事が無い。
近隣住民は瀬田夫妻の死をいたく悲しんでいる。


見つからなきゃ人殺しても罰せられないなんて許されるはずがない。

<情報提供先:板橋署特捜本部 03-3964-0110 内線6531・6532>

心当たりのある方、犯人を知っている方、犯人の友人身内の方、良心があるなら、お願いします。

警察に力を貸してやってはくれまいか



オナン



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