●更新日 07/03●





300円以下の弁当を食らう人々



今、タバコ一箱より安い弁当が蔓延している。大手スーパーのテレビCMで、意地悪そうな嫁が『一日500円あげてるんだから、お釣りは?』と旦那を責めるものがある。
報道でも○×の弁当は250円とか、しょっちゅう特集を組んでいる。
食費が今までの半分で済むようになったので、月収10万円台の人々も何とか食べていけるようになった。
発展途上国の仲間入りだ。
GDPをはじめ、さまざまな指標がどんどん二流国に抜かれている今、それが帰結なのかも知れない。
一方で、マスコミが報道しない弁当が飛ぶように売れている事実。


写真
銀座三越の美濃吉(嵯峨野)3150円。



メディアに踊らされて『今は安いものが主流なんだ』と誤解をする人々。
一昨日、早朝の首都高で目の前の車がスリップして壁に激突した。私は急加速をして真横をすり抜けたが、後続の某エコカーが衝突した。あんなトロい車じゃ自分の命も守れない。減税だからと得したつもりが肝心の時に大損する典型だ。排気量2000cc以下の車はイザという時に加速が出来ない
           ・・・・        
し、命を守るブレーキもそれなりの実力しかない。


敢えて言うが、安かろうは悪かろうだ。弁当の原価率をご存じだろうか。50%以下。300円の弁当の原価は150円以下だから、程度の悪い野菜や魚が混じっていると思って間違いない。実際、鮪に赤色の人工着色料をペタペタ塗って出荷している工場もある。

知り合いのパティシエがつぶやく。
「一流ホテルはいいよ。ホテルの顔だから原価計算しなくていい。いい材料をふんだんに使える。こっちは原価計算しなきゃやっていけない。」

値段の高いものが全ていいものとは言わない。だが、化学調味料しか使わないカップ麺など言語道断。人間、食べるために生きている。女性は婚活や合コンで『カップラーメン食べます?』と男に聞いてみるといい。悪食で出世した男を私は見たことが無い。
生命力、という点で。




BOSS






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