●更新日 07/18●


星島貴徳のその後


星島貴徳被告、被害者の東城瑠理香さん

2008年4月に江東区のマンションで、2軒隣に住むOL・東城瑠理香さんを性奴隷にしようと拉致、警察にばれそうになったために隠滅のために殺害してバラバラに解体してトイレに流すなどした星島被告のその後です。

<あらすじ・星島関連>
@法廷で生で見てわかった星島貴徳被告の人物像
Aバラバラ星島は死刑じゃなく無期懲役

東京地裁前

この事件の控訴審が7月16日に東京高等裁判所で開かれ、この日に結審しました。1月頃の裁判と比べてだいぶ人も注目度も減りました。

1審では無期懲役という判決が下った星島被告ですが、検察・被害者遺族側が不服として控訴。
先月6月11日から高等裁判所で控訴審が始まっていました。
控訴審には被告の出廷義務はないため、星島被告は姿を現さなかった。「望む判決を受け入れる所存ですので出廷を控えます」という旨の書面を提出しているそうで、鉄格子のなかで自身に下される処遇を待つのみ、といった状況だ。

争点の内容も量刑についてで、1審同様
検察側は「無期懲役は軽すぎる。死刑が相当」
弁護側は「死刑は重すぎる。無期懲役が相当」 …と一歩も譲らず。
ちなみに、当の星島被告は1審の際には「絶対に死刑だと思います!」と自ら死刑を望むような発言もしていた。
後は裁判官たちの判断に任される、といったところか。

判決は9月10日。
死刑か、無期か、そしてそれを受け入れるか、最高裁にもつれ込むか。

星島

檻の中、星島は何を思う。
こんな状況下、果たして彼は本当に生きていると言えるのだろうか。
“命はあるけど死んでいる” まさにそんな状況。
こんな状態の被告人にとって、果たして死刑は本当に効果的なのかいささか疑問には思う。
死刑がかえって被告人を楽にしてしまうのではないか。



オナン



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