天変地異

今年がプロローグかも知れない。

宇宙規模で言えば、地球は銀河系という１０００億個以上の星の中にある、たった一個の小さな星。
今でも宇宙は光速で膨張し続け、果てしない広がりを見せる。
昔、日本は海底に沈んでいた。現在、周囲の海よりちょっと高いただの出っ張り。
だから大地震や竜巻や集中豪雨があるのは当たり前だ。
昨日、老人ホームの院長が泣きながら謝罪していた。土石流でたくさんの人が死んだ。でも、院長に何の責任があろうか。ねずみは天変地異の前、錯乱して集団自殺する。
今日は、天変地異で死にたくない人のために。

第一に宗教に頼らないこと。ノアの方舟で分かるように、宗教の論理には嘘が多い。
宇宙を知らない無知なる人々を騙し、搾取している。
人類は奇跡的に脳が発達したために不安という想念が生まれる。それに金を結びつけたのが宗教だ。
例えば、日本における戒名の値段。お布施がたくさん出来る金持ちほどいい戒名をもらえる。貧乏人は安い戒名しかもらえない。金の力でみんなよりいい天界に行けるらしい。それが宗教だ。
危険を宗教の力で回避出来たら世話がない。

長生きしたければ、自分の嗅覚で天変地異を見分けるしかない。
危ない山のふもとで瓦葺の家に住んでいれば、それは死んでも仕方が無い。

阪神淡路大震災の時に神戸でテキヤに化けながら探偵の仕事をしていたことを本や記事に書いた。
結論として、天変地異で生き残りたい人は死んだ人の原因を探ればいい。交通事故死と同じだ。
車間を３０メートルあけろ、の記事で２人の読者から『助かりました』のメールをもらったように、みなさんとは縁あってこうして知り合ったのだから、何とか生き延びて欲しい。



『これだ！』というサバイバル法をお聞かせ願いたい。




ＢＯＳＳ