●更新日 10/24●


押尾学裁判の舞台裏 〜傍聴券いくらで売れるの?


21日の高相被告に続き、23日は押尾学被告の初公判が行われ、東京地裁は傍聴希望者の列と報道陣でごった返した。
裁判所前の人混み
この日、押尾裁判の傍聴席20席を求めて集まった人数は2232人にも登り、その当選倍率は111倍以上。傍聴するには非常に困難な倍率だ。
しかし、ご存知の方も多いかもしれないが傍聴希望者2232人という数字の大半はバイト。人材派遣会社などから派遣されてくる単発のバイトの方々です。

気になるバイト代、一体いくら貰えるのかというと派遣会社によってもマチマチなのだが、だいたい1回3000円。当選したら当選券と引き換えに1万円のボーナス、という雇用契約が相場のようだ。拘束時間は並び初めてから抽選終わって退出するまで大きい裁判でだいたい1時間。つまり、時給3000円且つ運が良ければ時給13000円という非常に美味しいバイトという事になる。
発注元は記者クラブ加盟してないTV局・新聞社以外のマスコミ。主にスポーツ紙や週刊誌だ。

つまり体力のある出版社ほど抽選バイトをより多く投入でき、確実に傍聴出来る、という事なのだ。
しかし、それでもハズレてしまう場合もある。

そういう場合どうするかというと、バイトじゃない一般の当選者と直接交渉で買う。という方法がある。当選券の売買というのは本当はイケナイ事なのだが、実際には当然のように横行しているのが現実。

この日、私の横に並んでいた一般のオジサンが運良く傍聴券当てやがったのでコッソリ後をつけて一部始終をチェック。
警備員や警察の目を気にしながらコッソリと、「押尾裁判傍聴券○万円で買います!」というプラカードを持った男性やマスコミ関係者とおぼしき女性と交渉などしたのち、身なりの良い報道社の要職者とおぼしき壮年男性と交渉成立。
結果、10万円となったようだ。
(大きい裁判の日には、こういうフリー勝負師みたいな人けっこう居ます)
整理券
この日は押尾学という大注目裁判な上に傍聴席たった20で倍率111という超売り手市場。おまけに列が長すぎて時間が押して裁判開始までの時間まで30分も無かったので、交渉に時間が無いのでイキナリ即決価格のスピード勝負を迫られたために10万という破格値がついたのだろう。
(当選券は指定時間までに傍聴券に換えないとタダの紙クズになります)
普段は高くても5万とかが相場だとか。

さて、来週26日はいよいよ芸能界薬物汚染裁判ラッシュの大トリ・酒井法子被告の初公判なのだが
高相・押尾よりも更に莫大な傍聴希望者が見込まれた為に午前9時から日比谷公園を使ってのリストバンド形式での抽選券配布が緊急決定した。当選率は更に狭き門となるが、いざ当たれば10万では済まない高値となるのも確実だろう。クジ運に自信のあるギャンブラーは実力試しにチャレンジしてみる価値はあるかも?!



オナン



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