●更新日 05/24●







事件を見に行く「基礎は崩落、安全は存在せず!」





伊東では当たり前の施工は日本国では通用しません

菊間さんと佐藤さんは、数量の搾取で詐欺的違反をしていたことは先述した(前回はこちら)。

「基礎の手抜きも酷いです。素人が見ても杜撰だったため、菊間に聞いても“伊東では問題ない”と言われました。」Aさんは施工方法を批判する。

しかし、伊東市で当たり前の施工は、日本国の建築基準法には則していなかった。

画像は、基礎工事の最中をAさんが撮影したもの。基礎が「オーバーハング」している。

写真 写真
○印を拡大した画像を見ると、基礎の地盤面が崩落している事が分かる。伊東ではふつうだという


地盤が無い「スカスカ」の状態なのに、業者は現場に落ちていた岩石を詰め込んでそれで終わり。
他に、致命傷として、コンクリートのかぶり圧不足のため、鉄筋の錆びによるコンクリートの爆裂が認められる箇所も散見され、鑑定人の建築士も首を傾げたという。

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現場に落ちていた「岩石」で基礎を構築。理解に苦しむ工法


建築基準法は、「最低限これだけは守って下さい」という法律。どうやら“伊東市の建築関連業者”は、最低限のきまりも守れない様だ。

写真
基礎が崩落。上の画像と同じ場所。「危険」な状態だ


「詐欺に手抜き」。欠陥住宅の事を調べていたAさん。なんと、サッシの納入業者に監禁され、傷害の被害にも遭ったという。

伊東市は、観光気分で訪れるのは良いが、余所者が住むには危険な町なのだろうか(――続く)。



鉄ちゃん




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