●更新日 05/28●







[牛丼]ブラジルのすき家ってどうなってるの?





日本発祥のファストフード・牛丼。その業界1位「すき家」の支店がブラジル・サンパウロにもありました。



地球の反対側の牛丼のお味は? そのメニューはどうなっているのでしょう? 

すき家といえば多種多様なトッピングが特徴。メニューを見てみると定番のキムチやチーズの他、トマト、大根おろし、レタスとシンプルです。



サイズは大、中、小の三種。他にカレーや何故か焼きそばもある様子。さっそく牛丼を食べてみました。

牛丼ノーマル(中400円)
紅しょうがは無く、上に乗っている香草がその代わりのようです。その味は、日本の牛丼と比べ、醤油の味が強く、肉も歯ごたえが強いですが、こういう食べ物だと思えばアリ。しかし問題なのは香草。ほろ苦く、牛丼と全く合わないように思えるのですが、ブラジルの人の口には合うのでしょうか。

トマト牛丼(中550円)/レタス牛丼(中500円)




なんか、まかないにしか見えないんだが。非常に独創的な牛丼です。トマトの方は、酸味が食欲をそそり、レタスはマヨネーズのため、こってりと、それでいてさっぱりと食べられ、なかなかイケるのですが、全く牛丼を食べている気がしないのが難点。

……後日、カレーなどのサイドメニューの試食も、と考えていたのですが、驚くべきことが起きました。牛丼の試食から2週間後、同じ店を訪れると、

あっるぇえ?

メニューが一新されている。既存のメニューでは成功はムリと判断したのでしょうか。器や牛丼のサイズまで変更。普通なら値引きや新メニューでテコ入れをするところを全てのメニューを変更するとは、なんという決断力と行動力。業界1位の所以でしょうか。戸惑いつつも、新しくなった牛丼とカレーを注文。

チーズ牛丼(普通550円)
肉の味付けが全く変わっていない……。不可解なのは、肉が何故か冷たく、チーズが全く溶けないこと。なぜ煮ている鍋から肉を盛りつけているはずなのに冷たいのか? 基本的には醤油味の強い牛丼で、日本人なら嬉しいかも。

ビーフカレー(中600円)

日本人好みのこってりとしたカレールーと、鼻腔を焦がすスパイスの香り、
そして白米の存在感をぶち壊す煮豆。
謎の煮豆が入っていることで全て台無しになっているカレー。これはフェジョンというブラジルの郷土料理なのですが、何故カレーに入れてしまったのか。ちなみにフェジョンが入っていないカレーもあり、こちらはおいしゅうございました。

という訳でブラジルからお送りしたすき家レポート。まだまだ紹介していないメニューもあり、すき家ファンの方はブラジルに寄った際には、足を運んでみてはいかがでしょうか。





ニノマ ※撮影に使用した食品はスタッフが責任を持っておいしく頂きました




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