●更新日 03/03●
mixiチェック Twitterでつぶやく このエントリーをはてなブックマークに追加







500体超!!人形の御霊を極楽浄土へ





今日はひな祭り。雛人形を飾り、女の子の健やかな成長を願ってお祝いする日です。
1年に1回しか登場しないお雛様。しかし時が経てばいつかは壊れ、飾れなくなります。
人形は魂が宿ると昔から言われますし、ゴミと一緒に捨てるのって・・・なんか嫌ですよね??

写真

特に思い入れのある人形は大切にしていた分、感謝の気持ちで供養し、見送ってあげたいものです。
そこで、人形供養400年の歴史をもつ千葉県の長福寿寺に潜入してみました。

写真



現在、長福寿寺の人形供養堂では500体近くの人形が僧侶の読経により、3カ月かけて魂を抜かれています。90日後、浄化した人形は専用の火葬炉で荼毘に付され極楽浄土へと導かれます。

人形供養堂
赤い結界の中心に居る観音様を囲み、人形が寄り添うように置かれていました。

写真


左奥は特別供養を希望された方たちの人形エリア。
値段は普通の供養より高いですが、お札に書かれたメッセージやお供え物が飾られています。後に護摩(ごま)の火に札はくべられます。ここは長年一緒に寝ていたぬいぐるみを持ち込む方が多いようです。

写真 写真
うっすら笑みを浮かべるベイビーちゃん。足は無いが幸せそうだ。
長年お世話になったこけしも特別供養で大満足の様子。



現在、人形供養を行っているほとんどのお寺が供養後は業者に火葬を委託しているようです。
一部だけ儀式的に火葬した後は火葬業者の出番。依頼した方は最後までお寺が責任を持って行っていると思うのが普通です。ダイオキシン発生の問題もあるとは思いますがショックですよね。


10年くらい前、長福寿寺は人形供養で雑誌に掲載されました。副住職のお話によると、今まで8寺しか行ってなかったのが1ヶ月後には40〜50寺に増えていたそうです。人形供養は儲かると思ったのでしょうか。

写真
一般の部:魂が抜かれた人形達。

大切なお人形!!人形供養はどこでやっても同じじゃないですよ。









土岐 土岐









◇上記のタグを自分のサイトに張ってリンクしよう!


探偵ファイルのトップへ戻る

before
前の記事
●
今月のインデックス
●
次の記事
next