もっと外人好みに‥
浅草の駅ビルが２１日、商業施設「ＥＫＩＭＩＳＥ（エキミセ）」としてオープンした。百貨店の松屋が併設された７階建てビル。２０１０年から縮小営業されていた４階から上をリニューアルして再開した。
こちらも東京スカイツリーのお膝元だが５月にオープンした「ソラマチ」とは一味違う。何がって？
いろいろ安い。そしてあまり話題にもなっていないが‥
下に行くほどボロくなるタイムスリップすることだ。
まずはきれいな屋上から。スカイツリーが根元まで丸見えで爽快だ〜！
ゆるキャラにも囲まれ大満足。
すぐ下は外人が食いつきそうな日本の和がいっぱい。探せば安カワな土産も‥
すもうとりのひ弱そうな飴２１０円
にんじゃと手裏剣ゲーム３００円
きもののレンタルで下町ぶらりもできてお得でしょ♪
３階から下は、リニューアルしてないただの松屋。婦人服売り場にありがちな閑散っぷりと暇そうな売り子。オチもないので省略。
そのまた下
エキミセに直結してる銀座線方面へ行ってみると昭和の臭いがぷんぷん漂う激渋な空間が登場。
むき出しの配線とボッコボコに歪んだ階段、季節はずれの扇風機。年季の入った看板には９割引のサイン、どんな頭になるのか７００円カットはＱＢより安いぞ。
松屋の外装は８０年前を復刻したモダンな姿だが、ここはリアルに昭和へトリップだ。
商店にエキミセどう思うか聞いてみた。
――百貨店といっても銀座と違ってスーパーに毛が生えたもんでしょ。ま、大きな電気屋が入ったのは便利だな程度。
――年寄りはね〜。上の階にいきませんよ。
地下に潜む隠れた名店もある
オープンしてお客増えると思う？
どの店も一致で「変わらない。ＳＡＭＥ」らしい。
３．１１以降、外国人観光客がばったりと減ってしまった浅草。上は顧客の獲得に必死なようだ。
地下はスカイツリーやエキミセにも影響されない万年デフレ街。今もノスタルジックに営業中。
土岐 
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