前回


インターネット経由でリアルタイムに見ていたオヤジから「様子を見てこい」との指令が発せられた。

現地に着くと檻の中に猪おるんだけど



これがデカイ。

想像よりはるかにデカイ・・


あまりのデカさに怖くて近づけない（まじ）


しばらく動けず見ていたら突如事態は急変する。

突然猪が鼻で檻の扉を持ち上げた！！

ぬおっ！ヤバイ！あれで逃げられてこちらに向かってきたら

死の予感！



慌てて兄貴と二人で檻のストッパーをかけようとするもののテンパってうまくできない！！

扉がガッチャンガッチャン上下している。






「ワー！ワー！」「ピギー！ピギー！」
俺も猪も大パニック。


とりあえず屋根用のパイプがあったのでそれを檻と扉に通して、人間の姿が見えないように板で檻の中から見えないようにする。

ふう・・これで明日ゴルゴに始末してもらうだけだな。

許せ、猪・・・・罪の意識を感じながらもその晩熟睡してしまった俺を・・



そして翌日、ゴルゴ達と檻を見に行くと妙に静かな雰囲気に違和感を覚える。暴れ疲れて眠っているのか・・それとも逃げた？恐る恐る板を外して檻を覗いてみる。



いた！



が・・寝ているようだ・・・・んん？



鼻が血まみれ（うぁぁぁ）



それを見てゴルゴが言った。



「暴れて檻に鼻ぶつけて鼻の骨が折れて窒息死したな。」



またあの木刀による断末魔を聞かなくて済んだだけでも良かったわい。
が、猪は死んでから時間が経つと体中に血が回り臭くて食べられないらしい（いらんけど）

くっそー！と残念がるオヤジ。
しかし、次の瞬間オヤジから爆弾発言が。



「猪・・ここで死んだし・・



ここでペット霊園しよか！！！」





・・・・勘弁してください。



キバゴン＠霊園はしません