●更新日 12/01●
このエントリーをはてなブックマークに追加






2014年 新語・流行語大賞





暮れの風物詩の1つである『現代用語の基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞』。今年は先日、50語がノミネートされた。
今年については「STAP細胞はあります」が候補に挙がるのは当然だ。しかし、聞いたこともないような「新語・流行語」が候補に名を連ねる中、なぜか「コピペ」はノミネートすらされなかった。
選考委員(敬称略)は、姜尚中(聖学院大学学長)、俵万智(歌人)、鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、室井滋(女優)、やくみつる(漫画家)、箭内道彦(クリエイティブ・ディレクター)、清水均(『現代用語の基礎知識』編集長)といった著名人である。一方、彼らの出身大学をみてみると…。姜尚中氏(早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了)、俵万智氏(早稲田大学第一文学部卒業)、鳥越俊太郎氏(京都大学文学部卒業)、室井滋氏(早稲田大学社会科学部中退)、やくみつる氏(早稲田大学商学部卒業)、箭内道彦氏(東京藝術大学美術学部デザイン科卒業)、清水均氏(?)といったように早稲田大学出身者が7人中少なくとも4名を占めている。
コピペは今年の一時期であれ、マスコミでも取り上げられるなど話題になった。しかしコピペを選外にするとは、母校の恥を連想させる「流行語」をはずしたとも取られかねまい。コピペは決してネガティブな意味だけではないのに意識しすぎですぜ(笑)、審査員の方々。

森口尚史

いずれにせよ「STAP細胞はあります」は大賞には選ばないかもしれないがトップ10には入れないと…。12月1日に大賞が発表されるとのこと。楽しみにしております。なお、その日は、ちょうど理研CDBの「小保方STAP細胞再現実験」(11月末が期限)の終了直後である。できれば授賞式の司会進行役は、(たぶん授賞させても欠席するだろう)小保方さんに向けて「STAP細胞はできましたか?」と問いかけてほしい。そして小保方さんも文書で良いので自分自身の言葉で進捗情況を伝えていただきたいものだ。



森口尚史(元 東京大学特任教授) 森口尚史


このエントリーをはてなブックマークに追加


関連ニュース
iPS騒動の森口再び!
理研記者会見に向けて小保方さんに伝えたいこと
STAP細胞・STAP幹細胞問題は“スリル・ショック・サスペンス”



探偵ファイルのTOPへ戻る