●更新日 01/23●
以前ニュースウォッチでもお伝えした昨年大晦日の秋山vs三崎戦の反則騒動(参考記事)。 ――その三崎vs秋山戦ですけど、最後の三崎のサッカーボールキックが4点ポジションでの蹴り だったんじゃないかということで、話題になってますよね。 谷川:そう! そこで、またこの反則というのを生み出す秋山君の運命の凄さ! ――またグレーな方向に進んでますもんね(笑)。でも谷川さん的にはどうですか?あれは反則 だという見解でしょうか? 谷川:あれは悪質な反則だよお!(笑)。まあそれは冗談として、冷静に考えても反則だよね(キッパリ)。故意か過失かで揉めるかもしれないけど、ボクは反則だと思う。 ――それはFEG代表の立場として、そう言わなきゃいけないってことですか? 谷川:いやいや、冷静に観てそう思いました。4点ついてるときに蹴りにいってるのがまず反則だし、実際に4点ついてるところで蹴ってるからね。あの試合を最初に観たときはわからなかったけど、あとで秋山サイドがそう言ってるのを聞いて、あらためて写真と映像を観たときは、「これ、反則だなあ」って。 ――魔王はどう言ってました? 谷川:秋山君は去年自分が反則しているから自分では言いにくいって言ってたんですよ。でもボクは 「それはダメだ」って。「反則は反則なんだから、チームとしてちゃんと提訴しなさい」という話をしました。 ――谷川さんはこの夏に『Dynamite!! KOREA』で再戦を計画しているとか。 谷川:ボクはぜひやりたいですね。でも、秋山君本人は「韓国でやりたくない」って言ってます。どうしてもやるなら日本でやりたいって。 ――それはたいしたタマですね。 谷川:ボクは三崎選手を韓国に引っぱり出したいんだけどなあ。これは燃えるよ〜!! ――ダハハハハハ! しかし実際、サッカーボール・キック問題はどうなりそうですか? 谷川:最終的には『やれんのか!』の審判、ジャッジ陣が決めることだからね。もちろんボクらも 意見はしますけど。 (kamipro 2008年 No.119号より) 以下は、この問題に関して出された島田ルールディレクターなどが見解を出しているが、いまいちよくわかりにくい……。 三崎和雄vs.秋山成勲の一戦はノーコンテストに変更=やれんのか! (略) 実行委員会では、この試合を裁いた野口大輔レフェリーの「流れのなかでのフィニッシュ」という判断自体は、その時点での判断としては何ら瑕疵(かし)のないもので、処分を問うことはないとしている。また、三崎vs.秋山戦は「継続的なイベントではないため、これを受けて再試合を組むことを約束するものではない」としている。 ■以下は島田ルールディレクターの見解 このたび秋山選手からの抗議文に対しての競技統括としての見解を述べさせていただきます。三崎選手の蹴りに対しては反則とも反則でないとも取れます。一連の攻撃の流れで起きた行為ですので、非常に判断が難しいと言わざるをえません。しかし、ルール会議において選手及びセコンドには、『本イベントは、旧PRIDEルールとはまったく違う禁止行為のあるルールですので必ず気を付けてください、そして疑わしきは罰します』と通達していました。そうした意味においては選手サイドのルールの把握の乏しさも認識されます。これにより、三崎選手の明らかに四点ポジションにいる選手を蹴りに行く行為自体は、ルールに抵触していると判断せざるえません。つまりその行為自体がフィニッシュにつながり、一方の選手が試合続行不可能になったというケースは、私の経験値で言えば、1999年9月に行われた「マーク・ケアー × イゴール・ボブチャンチン」戦に、非常に近いケースであると思われます。 よって今回は、ノーコンテストが適切ではないか、というのが協議陣の判断です。 今後はより一層、選手には疑わしい攻撃をしないという抑止力になればと思います。そして私も益々の精進をしてジャッジング向上をしていく所存です。 [ スポーツナビ 2008年1月22日 18:52 ] ・「三崎選手の明らかに四点ポジションにいる選手(※これも?だが)を蹴りに行く行為」がNG ・疑わしきは罰します(※なんじゃそりゃ) ということか? ネットでは ・ヒザついてないだろ ・もう秋山とは関わるな ・三崎と秋山の立場が逆なら提訴すらないだろうに ・これからは4つんばいのポーズが主流になります ・ダニ川(谷川Pの蔑称)うぜえ ・再戦することはない ・試合後のマイクパフォーマンスで相手がファビョたな などとといった意見があるようだ。大勢は「反則じゃないだろう」「この裁定はおかしい」といったもののようだ。 ちなみに、秋山選手は「試合前には禁止されていない4点ポジションでのヒザ蹴り」を練習していたようで……。 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200712/at00015808.html 遺恨試合ということで、韓国のソウルで6月に再戦をという動きもあるようだが、K-1ではチェ・ホンマンがマイティ・モーに金的パンチで勝ってなんのおとがめもなかったという前例があったことなどから、「今度は(三崎が秋山に)反則をやられまくるに決まってる」という声も。 果たして、今後どうなっていくことやら。 探偵ファイル |
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