●更新日 12/01●


亀田大毅の予想的中!興毅vs.内藤戦の謎をTBSに取材


2009年11月29日の記事で扱った、亀田興毅vs.内藤大助の試合の続報を配信する。

試合の結果は、興毅の判定勝ち。試合前はヒールに徹していた興毅だが、終了後は礼儀をわきまえた態度だったと評する人々が多く、好意的な意見が目立つ。しかし、試合の流れに関しては、賛否両論のようである。興毅が圧倒していたという見方もあれば、むしろ内藤を評価する声もある。




8回が終わった時点での判定は、0−3。終了後、内藤は試合を振り返り、「取り返そうとしたけど、逆に差が開いていくんでびっくりした。でも、判定が覆るわけじゃないし、納得しなきゃいけない」(11月30日の毎日新聞)と述べた。この発言との関連で注目したいのは、前回の記事で扱った、11月27日の東京中日スポーツに掲載された大毅のインタビューである。

インタビュー全文のうち、前回は紹介しなかった部分で、大毅が試合の流れを見事に予想していたのである。試合のカギは何かと問われた大毅は、以下のように答えている。「カギはWBCの公開採点やねん。4、8回に出るやんか。あの時点で負けていると、自分の精神状態が狂わされるねん」。

試合の流れについて、大毅は次のように予想していた。「8回に採点が出た時、恐らく内藤は負けていて、前へいかなあかんやろ。清水戦みたいにな。そこでガードが甘くなる。お兄ちゃんのパンチがうまく入ったら倒れるんじゃないかな」。興毅のKO勝ちとはならなかったが、8回の採点が重要な意味を持っていたという点で、大毅の指摘通りとなった。




今回の試合については、ネット上で様々な噂が飛び交っている。その中で注目されているものの一つが、「興毅がパンチを繰り出したとき、このメガホンを使って大きな声で「オーッ!」と叫んでください」と書かれたものが会場で配布されていたということだ。その画像がネット上に掲載され、TBSが配布したとの情報が拡散したことで、憶測に基づく批判が展開されている。

そこで噂の真偽を確認すべく、TBS広報部に取材を申し込んだ。担当者の回答は、「昨日の亀田×内藤戦に関してのメガホンは全く関知しておりません。弊社の配ったものではありません」というものだった。噂を流した人物は確認を取らないまま情報を投下したのか、あるいは何らかの悪意が込められていたのか。




いずれにせよ、様々な陰謀説まで出回るなど、両陣営にとって後味の悪い試合結果となった。




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