●更新日 01/09●


「キャバ嬢が生活保護詐取と子供虐待」疑惑を追跡取材


キャバクラに勤務するという人物がmixiで生活保護の不正受給と子供虐待を自慢したという問題を、昨年末に報じた。その続報を配信する。

東京都港区に住むという人物は役所を騙すために安いアパートを借り、鬱病で働けないとの理由を挙げて生活保護を受給してきたという。しかし、実際には夜間にキャバクラに勤務し、月収は100万円を超えていると自慢。日頃から浪費を繰り返し、「社長」と呼ぶ人物からも定期的に高額をもらっているという。

さらに、前の夫との間に生まれた子供を「ケダモノ」と称して、虐待する様子を赤裸々に描写した。罰で食事を与えない、食べ物に雑巾の絞り汁を混入させる、風呂に入れないため臭いのでファブリーズを顔にかけたら目が真っ赤になったなど、残酷な描写の数々に激怒する人々がネット上に続出した。

その後、一連の日記を書いたという人物が、マイミクにあった「せんとくん零」というHNで2ちゃんねるに出現し、内容は全て嘘だったと告白。日記にある車の画像は他からの転載であり、自身の顔として掲載した画像も出会い系サイトで拾ったという。類似した行為に及ぶ人物を見て憤りを感じ、実態を世間に知らしめるために、虚偽の日記を書いたと説明した。


2ちゃんねる書き込み


翌日には、「昨夜警察へ出向きお話してきました。月曜に関係各機関に謝罪連絡をします。お騒がせしました」との書き込みが。だが、週末と年末年始が重なる時期だったため、謝罪の連絡が本当になされたのか不明のままとなっていた。港区総合支所区民課生活福祉係に改めて確認したところ、実際にそれらしき人物から連絡があったという。だが、「釣りでした」というのは、ネットで話題になった人物が逃げる時の常套句でもある。


2ちゃんねる書き込み


子供を「生かさず殺さず飼育してる」と発言したり、子供が大人になった時に殺されないようにというコメントに「二十歳まで生きないヨ〜」と返信をつけたりしていたような人物だ。もし虐待が事実だった場合のことを考え、当サイトでは本件について警察に情報を提供済みである。


ミクシィのコメント欄


当サイトが記事を配信する前から、ネット上では各方面に通報する動きがあった。2010年1月8日、その後の動向に関して警視庁ハイテク犯罪対策総合センターに尋ねたところ、捜査情報という性質上、原則として回答できないとのこと。しかし、本件について担当の部署に連絡を入れると約束してくれたので、何らかの対応は確実になされるはずだ。



探偵T



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