●更新日 10/18●


これが「バールのようなもの」だ!


バールのようでバールでない。
近づけば逃げる蜃気楼のような幻の存在。
それが「バールのようなもの」

そんなバールのようなものの正体を突き止めようということで、開催された「バールのようなもの選手権」。読者の皆さんの考えるバールのようなものを投稿してもらったわけですが、来たわ来たわの大量の応募。

その大量の応募の中から独断と偏見で個人的にぐっときたものをエントリー。

さあ、

これが「バールのようなもの」だ!?

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以前動物園で撮影したバールのような物です。
まさかこんなものが写っているとは思いませんでした。


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凶器のようなもの
塗ってみました


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こじ開けます。
ある意味凶器、これで開かない扉はない。


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「ヘクトパスカル」
1 ヘクトパスカル (hPa) = 1 ミリバール (mbar)
1992年まで使われていたミリバールのかわりのヘクトパスカル。
バールのようなものです。


↑これ



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これしかないでしょう。
もうなんか皮膚が変なになっちゃってるぐらいがんばったんで、よろしくです。


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こんなにかわいいダチョウで人を殴ったりモノをこじ開けたりするなんて、
犯人は血も涙もないですね。



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見たことないけど結構堅いんじゃない?


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バールのようなもの


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バール@海外編


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バールのようなコテカです。(屈曲タイプ)
それから、ストレートタイプのコテカを装着した人です。
かっちょええです。


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なし



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最強戦士です


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うちのお庭になっているヘビウリです。
赤い部分は何かの汁がたまってブヨブヨです。
なので、こじあけたりはできませんが・・・


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古い映画ですが「この子の七つのお祝いに」 で使われた凶器です。映画館で、これを見たのですが。怖いです。恐かったです。
岩下志麻が奇声を上げながら、このバールのようなもの(かんな棒)を振り上げて、相手に突き刺し、切り裂くんです。

その血しぶきや音、殺されていく人の叫び声。

犯罪に使われるのにぴったりな、バールのようなものでしょう。

この写真では見にくいですが、元々はもう少し長さもあって、バールに似てました。

それが、使われて研がれていくうちに、この写真の大きさになってしまったのです。

バールのようなものと聞いて、真っ先に思いついたのが、この凶器でした。


「バールのようなもの。」

実際に私が巻き込まれた事件で「バールのようなもの」が凶器になりました。

4年前。東京で会社員だった私は、会社の同僚と電車で家路の途中。
同僚と乗っていた電車は通勤快速。
私の降りる駅は各駅しか止まらず、一つ前の駅で別れ一人で次の乗り継ぎの各駅停車の電車を待ちました。

電車を乗り換え一駅の移動で電車をおりて、ホームにおり、改札を出て自宅までは徒歩で15分ほど。


改札を降りたあたりから妙な中年サラリーマンが、ぴったり後ろをついてくるんです。

中年男性は、背は自分よりも低く164センチ程度。体型は普通。
年は33〜35くらい。すこしふらふらしたところもあって、ネクタイは緩みすこしだらしない感じ。
クリームかかったグレーのスーツを着ていた。

ストーカー?でも男に?
それとなく後ろを気にしながらいると、妙な憎悪の念が伝わってきました。
どうやら色キチガイ沙汰のストーキングじゃなさそう。
この時国道に面した交差点で信号待ち。

それから交差点をわたり歩き出し、友達に電話をかける用事があったことを思い出して、携帯で友達に電話。

中年男性との距離は5メートルから3メートルくらい。

ときおりすぐ後ろまで距離を詰めたり。

気味が悪く、歩く歩調が合ってしまってるのかと思い、それとなく電話をしながら立ち止まってやり過ごそうとしても、通りすぎた先で中年男性も立ち止まってる。

ますます気味が悪く、今度は歩調を速めて歩いても着いてくる。
だんだんと駅から遠くなり人通りも少なくなってきました。

それでも執拗に着いてくるので、また立ち止まると、今度は距離を保ったまま立ち止まる。

このまま歩いていけばあと5分で家に着くが、このままはまずいと思いゆっくり歩いていると、中年男性の手元に


「バールのようなもの」をぶらぶらと持っている。

やっばーい!!

まだ携帯で友達と電話で話していたので、友達にこのまま切らずに話し続けてもらうようお願いした。

たぶん、電話を切った瞬間にやられる、と思ったから。

いよいよ通りを歩くのは自分と中年男性だけ。
すこし大声めに電話で話しながら歩く。

このまま歩けばこの先に交番があることを思い出し、あまり後ろの様子をさぐらないようにしながら、自宅へのいつもの帰り道をたどらず、そのまま深夜の通りを「バールのようなもの」をぶらぶら持ちながらついてくる中年男性を引き連れてあるく。

これで交番に警官がいなかったときは・・・。

不安な気持ちを押しこらえ、電話で友達にもう少しで交番だからもう少しだけ付き合って。
とお願いした。

交番の明かりが見えてきた。通りからは建物は見えないが、明かりでこの町に住む自分にはわかる。

そのとき、5メートルほど後ろを歩いて着いてきた中年男性が、何かを投げ捨てた。

多分「バールのようなもの」。

交番だとわかったのか?だとしたらこの辺りの人間?

そして交番の目の前に着くと、友達にありがとうと礼を言って、交番の扉を開ける。
よかった。二人の警官がいた。

「助けてください!変な人が凶器を持ってついてくるんです!」

そうすると、着いてきた中年男性は、自ら入ってきた!?

「え?」なんで?と驚く自分。

「俺も話がある!」と中年男性が警官に詰め掛ける。

意味がわからなくなり、一人一人警官が付き、別室で事情を聞く。

こちらは、駅からここまでの経緯を説明。

バールの話はまず伏せておいた。



中年男性の事情も聞き終わり、話をあわせてみると、


中年男性は、電車の中で二人組みの男(自分と同僚だと主張)の一人につり革につかまった腕で肘うちを受け、ガンつけられたそう。

で、電車は駅に到着し、肘うちをしていない片割れが中年男性も降りる駅で降りたので、肘うちした方に連絡をとりたいから話しかけようと思ったみたい。

しかし、片割れ(ここで自分と摩り替わった?)は歩きながら電話で話していたので、なかなか話しかけられず、ずっとついてきた。


男性は自分と同僚に絡まれ、肘うちをくらい、自分たちにガンつけられたと主張。

しかし、男性が乗っていた電車に自分と同僚は乗っておらず、自分だけが、乗換えで一駅だけ男性と同じ電車(どの車両かは不明)に乗っていただけ。

因縁違い。しかし男性は勢いとまらず、同僚の連絡先を教えろと主張。

自分は断る。関係がない事を説明の上、ここでバールのようなものを携帯していたことを警官に伝え、捨てたあたりを説明して探してきてもらう。

すると出てきたのは、


「お店の入り口のシャッターを引っ張り出す、L時のフックがついた棒」

こんなものを携帯し、これでも同僚の連絡先を聞くだけだったのか?と問うと、

電話で仲間を呼んでると思ったらしく怖くなって、
バールのようなもの=シャッターのフック棒
をどこかの店先から、しっけいしてきたようだ。

それからただの交番内での話し合いに収まらず、深夜のパトカーでドライブ。駅から交番までの行動を説明。

場所を交番から警察署に移動し、取調室でまた事情聴取。

それでも罪状は付け回し容疑?傷害未遂?から、格下げ

ただL字フック棒の窃盗罪。

はぁ?警察ってなに?って思いました。

これで女性だったら犯されなければ何にもしないのかな?

最後に犯人(窃盗)と面会し、話をしたが、完全にクソだった。謝罪の言葉に誠意がない。
その時の状況を話してもらっても、すべてうそと顔に出てる。警官もそれを見て立件に努力すると言っていたが、なんの報告もない。

面会したときに自分が言ったのは、近所なのかもしれないし、この町にいてほしくない。引っ越してほしい。

それも警察から処置は連絡すると言われたが、何も連絡がありません。

というわけで

「バールのようなもの」


「深夜の裏通りを歩く中年男性が持つシャッターを下ろすL字棒」です。



形状から入るものあり、イメージから入るものあり。
多種多様な「バールのようなもの」であったりなかったりするものたち。
ああ、これがニュースで言っていた「バールのようなもの」なのか!

しかし、今回行なわれてるのは「バールのようなもの選手権」

どれか1つを「バールのようなもの」として決めてしまわねばなりません。

そんなわけで、あなたがおもう「バールのようなもの」に、


投票よろしくお願いします!!

なお投稿内容がかぶってる人 もいるので、それがが選ばれた場合は、抽選で1名様を選んで賞金を贈らせていただきます。

写真
※投票は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。

ちなみに「パールのようなもの」「バースのようなもの」「バール(東の王)のようなもの」は個人的にはグッとくるんですが応募が大量に来すぎたたので選外とさせてもらいました。ごめんなさい。




大住



◇上記のタグを自分のサイトに張ってリンクしよう!
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