●更新日 08/14●


毎日新聞 web 版が終了?情報錯綜で大混乱


Web版の毎日新聞が終了すると報じられ、大きな話題になっている。

Technobahnは2008年8月12日、「毎日新聞、反発を受けて「毎日jp」の閉鎖を検討」という記事を配信した。「変態ニュース」騒動で多大な非難を浴び、広告も激減しているという毎日新聞。その営業担当者が取材に応じ、「来春になっても事態が沈静化しない場合は『毎日jp』そのものを閉鎖することも検討課題に上っている」と証言したという。

この記事を掲載したところ、同サイトに毎日新聞からの異議申し立てが届いたようだ。13日には、「毎日新聞が本誌に厳重抗議、「毎日jp」の閉鎖報道は事実無根と反論」と題した記事が掲載された。

「毎日新聞は「『毎日jp』を閉鎖する予定もなければ、閉鎖を検討した事実もありません」という。社内でTechnobahnの取材に応じた者はいないのであり、事実無根の記事であると主張しているとのことだ。「取材に応じた者はいない」と毎日新聞がなぜ断言できるのかは不明で、その根拠は述べられていない。

閉鎖についての情報が流れた12日には、2ちゃんねるに投稿された内容が注目を集めた。「提携先であるYが来春、ニュースサイトの全面リニューアルを行うのに合わせて、ニュース記事を原則毎日のものにするため、自前でのサイト運営は必要ないと判断した」との書き込みだ。

「今、毎日の役員とsonは水面下で交渉していて、ほぼ同意している状況」との記述もあり、「Y」はyahoo!を指しているようだ。この書き込みの真偽について多くの議論が展開され、引き続き注目を集めている。ちなみに、「whois.jp」で「mainichi.jp」を検索すると、「Name Server」欄に「yahoo.co.jp」と出てくることは確かだ。

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この騒動と並行して、毎日新聞英語版が新聞紙として刊行されていた時期の「変態ニュース」を有志が大量に発掘し画像を公開したことも、話題を呼んだ。

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毎日新聞が7月20日に掲載した検証記事によると、新聞紙時代から性に関する記事はあったが、当時は担当の外国人編集者のチェックにより、「あまりバカなことは書けなかった」という。ところが、今回発掘された一連の記事は「変態ニュース」そのものだった。

このところ、様々な媒体で毎日新聞の内部事情が暴露されている。サイト閉鎖の噂は、この流れを更に加速させることになりそうだ。



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