●更新日 08/14●


自動車販売業者が300キロ暴走運転をブログで自慢!


家電量販店での恫喝をブログで自慢した夫婦の騒動を発端に、新たな問題が発覚した。

恫喝問題が話題になって以降、夫婦と何らかの接点がある周囲の人間が擁護を始めた。彼らは、夫婦を批判する人々をブログで繰り返し挑発した。その結果、彼らのブログは炎上状態になり、閉鎖に追い込まれたものもある。一方、彼らと同じブログを使用していた人々へも飛び火していった。

そうした中で注目を集めたのが、福井市の自動車販売業者のブログである。2009年9月10日の更新によると、ムルシエラゴの試運転を目的に、北陸自動車道へ向かったという。「300キロオーバーからのブレーキングも試したくて…福井〜福井北間で最高速301キロからのフルブレーキ!!おまわりさん…ごめんなさい」と記した。その時に撮影した画像も掲載されており、「TRIP SPEED MAX 301 km/h」という表示を確認できる。

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同年11月7日の更新にも、同様の記述がある。北陸自動車道を走行中に、必死に追いかけてくるバイクが見えたので、振り切ろうとアクセルを全開にしたという。240キロから速度を上げていき、300キロでようやく振り切れたそうだ。どんな相手なのか確認するためにスピードを緩め、サービスエリアに誘導して、バイクに二人乗りしていた人物らと交流したという。画像には、本人たちの顔やナンバープレートも写っていた。

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この件が話題になると、ブログは即座に削除された。2010年8月13日、当該の自動車販売業者に取材を申し込んだ。電話に応対した人物は、そのような騒動があったことを全く知らなかったという。インターネットを利用する習慣がほとんどなく、問題のブログも見たことがないそうだ。このブログは、息子が書いているものと思われるという。本人に連絡して、確認をとるとのことだった。

続いて、ランボルギーニ・ジャパンに話を聞いた。担当者によると、一般的に輸入車の場合、国産車と比べて、コンピュータ制御によるスピード・リミッターの設定速度の数値は高めになっているという。しかし、サーキット等で走る場合に限って解除が許されるものであるゆえに、高速道路での暴走を目的とした解除は、考えられないとのこと。ただし、専門知識があれば、個人で解除することも、技術的には可能であるという。

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今年3月にも、260キロの暴走運転を動画で自慢した人物が話題になったことは、記憶に新しい。



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