●更新日 05/02●




奥底から湧き上がり、どうしても拭い去れない。
あいつ・・・ 呪 い 殺 し て や り た い 。
そんな憎悪、持ってしまった事はありませんか?
おっと、違いますよ、呪い代行屋の宣伝なんかではありませんよ!


なんとなく今回は"呪い"についてです。


"呪術"は世界中に長い長ーい歴史を持っています。陰陽師という名がよく知られているかと思いますが、その安部晴明が行っていた事も"呪術"のうちで、それよりも遥か昔からの存在なのです。

そして、元々それは自分自身や周囲の者を守る為の力だったのですが、それらを守る為に他者を攻撃する力にもなってしまったという・・・人間の弱さなのか強さなのか、そんなモノが生み出した怪しく危険な世界。
そんな訳で、"呪術"はただ"呪う"為だけのモノではありません。何気に「○○祈願」とかも出来てしまうのです。平たく言えば、"おまじない"って事です。"おまじない"と打って変換してみて下さい。"御呪い"って出ますよ。

おまけにもう一つ、"呪い"と聞くと、まさにオカルト!といった感じで、<はぁ?何それ?という方もいらっしゃると思いますが、それは特別な力では無く、誰もが持っている念の力が、激しい憎しみによって強さを増した時に生じる事が出来るモノ・・・らしいですよ。(よくわからないけど

呪い方で一番有名な方法と言えば、たぶんアレでしょう。そう、アレですよ、丑の刻参り。やった事ある方いらっしゃいませんか?生々しい体験談とか聞きたいのでよろしくです。
まぁ、そんな事はあっちの方に置いておいて→→→
それでは、呪い方を幾つか簡単に説明でもしてみるとしましょう。


この中のどれを遂行するにあたっても大前提となるのが、
・呪いの対象となる人物の事を考え、呪いの念を最大限に高めながら行う事。
・なるべく丑三つ時に、人目につかぬよう、繰り返し行う事。

(どれを行うにも下準備がやたらとかかるので、そのへんは省略で。ごめんなさい。)


(1)稲藁で人形を作り、中に対象者の髪や爪など身辺の物か、名前を記した紙片を入れる。
対象者への呪いの文句を唱えながら、人間の急所である目や心臓を中心に、針や釘や金槌で痛めつける。
(この蝋人形もあるとか。)


(2)動物の死骸を針で刺し、その汚れた針で対象者の写真を刺す。
使った物は全て土に埋めるか川に流す。


(3)紙に円を書き、その中心に対象者の名前を記す。
真言を唱えながら、その名前の部分を棒で激しく突き、最後に燃やす。


(4)「般若心経」を暗記してから写経し、その最後に自分の願う呪い(誰をどうしたい等)を書き、土に埋める。



ってそんな事を書きながら、何かやってみようかと考え中だったりします。
でも、本気で呪いたい人なんていないんですけど、どうしましょ






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