●更新日 08/12●
首塚の呪い
国道沿いから見て、はっきり分かる小高い森。
地元では有名な心霊スポットとして知られている
千葉市幕張・馬加康胤の首塚である。
現地に到着。
周辺の様子を撮影し始めたところ、画面の左隅にレンズの縁が写っていることに気がついた。
朝、カメラを準備をした時にはこんな事は無かったのに。
おかしい。
更に
それからすぐにカメラの電源が落ち、全く動かなくなってしまった。
撮影は、携帯電話のカメラを代用して進めることにしたが、
このタイミングで故障とは・・・
記者に撮影させまいとする何らかの力が働いたのではないだろうか・・・?
というか、やはり
ここには何かが、いるのではないだろうか。
首塚へ続く道はうっそうとした山道へと変わり、まだ夕方だというのにいきなり暗くなってしまう。
山道を登ると方墳があり、その上には供養塔が立っている。
供養塔の画像。
やはり携帯電話のライトでは、撮影が困難。
これ以上の取材は無理と判断し、山道を降りて入口まで戻ってきたその時
ザザッ
突然に物音。
そこには、
黒猫の親子がいた。
逃げようとするそぶりも見せず、こちらを見つめている。
その様子はあまりに不気味。
あわてて携帯のカメラを起動させたところで、黒猫たちはそそくさと歩き始めた。
急いで追いかけると、親猫だけが振り返り
木の陰からじっと、こちらをうかがっている。
デ・テ・イ・ケ
そう言われているような気がして、
記者はただ、その場を立ち去るしかなかった。
カメラは翌日修理に出し、まだ帰ってきていない・・・。
ありひと
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