●更新日 10/06●


東京駅に猿がいる!和歌山にライオンが棲息!テレポートアニマルの謎


そして、翌72年5月京都府亀岡市に住む中学生が、和歌山県の丹波山中でオリエンテーリングの途中、300mぐらい先にライオンらしき動物を発見した。見たところ雌ライオンのようであったという。その後、ライオンは目撃されていないが、これだけ具体的目撃例のあるエイリアン・アニマルはないだろう。
また一時期、「石神井公園にワニ」がいると大騒ぎとなった事も記憶に新しい。

他にも、フジテレビで放送していた「答えてちょーだい」で「茨城に野生化したカンガルーが棲息している」という情報を取り上げたことがある。隣県の千葉でも、山上たつひこの漫画「がきでか」で有名な「八丈島のキョン」が繁殖、県では平成12年1月28日に「千葉県イノシシ・キョン管理対策基本方針」を発表し、調査、被害防止に努めているようだ。廃園になったテーマパークで飼われていたらしいのだが、関係者の証言によると廃園時にキョンはいなかったともいわれており、謎は深まるばかりだ。
再び世界に目を向けると、2003年12月23日には、ハワイマウイ島において、「エイリアン・ビックキャット」を連想させる巨大な猫が目撃されている。

現地の高級住宅地に住む女性が、深夜2時30分頃、巨大なネコに酷似した生物が庭を徘徊しているのを目撃、警察に通報がしたが、生物は逃走したという。ちなみに近隣に住む人々も甲高い動物の鳴き声を聞いており、なんらかの巨大生物がひそんでいるのではないかと噂されている。

以前、筆者の友人でUMA研究家のG氏に聞いた話だが、彼は中部地方の某所で高速で移動する「足のはえたつちのこ」を目撃した事があるらしい。これは、つちのこに酷似している事で有名な、海外の生物「マツカサトカゲ」の目撃例である可能性が高いが、例えマツカサトカゲであったとしても、それはそれで非常に貴重な体験である。



このように都会化された場所でも、充分に未知の生物は潜んでおり、我々に度々姿を目撃されている。自然を破壊し都市を造った人類の罪悪感が奇怪な生物の遭遇話をつくりあげているのだろうか? UMAは、思ったより身近な存在なのかもしれない。


山口敏太郎



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