●更新日 10/22●


ラジオ局の怪事件! 引き寄せられる者とは・・・


現在、毎月のようにテレビ・ラジオ出演が続いている。



東京キー局はほとんど何度も訪れているが、筆者がオカルトの専門家ということもあるのだろうか、時々スタッフや出演者の方から不思議な話を聞かされることがある。
怪を語ると、霊が集まってくるとは昔から言われてきた言葉であるし、放送局には霊にまつわる話が多い。
その二つが重なったら、その時は何かが起きるのだろうか。
今年の夏、筆者自身が放送局で不可思議な現象を体験することになった。

8月、世間がお盆休みの頃。
筆者が地元のFM局の深夜番組に出演した時の事である。
この番組のパーソナリティーは男性と女性の二人で、ロックバンドのメンバーである男性が妖怪や都市伝説が大好きで、筆者の披露した怪談やUMA談、妖怪話で収録はおおいに盛り上がった。
また、この日の投稿テーマが「怖いワンフレーズ」というタイミングのよいものであったためもあり、雰囲気はまさに最高潮となった。
番組は最後まで好調のうちに無事終了した。

怪奇現象はその後に起こった。
収録後、パーソナリティと記念撮影をしたところ、なんと多くの霊が写真に写りこんでしまっていたのだ!
筆者はラジオブースの前でパーソナリティーの二人と記念写真を撮った。
すると、その写真に異変が現れたのだ。
なんと、上空から男性パーソナリティーの肩に掴みかかろうとしている片腕が写りこんでいた。
さらに女性パーソナリティの顔の横には、左目を隠すようにストレートヘアーを垂らしている顔が映りこんでいたのである!
同じ写真で二つの怪異が映し出されるとは。これはかなり珍しい現象である。

しかし、話はそれだけでは終わらなかった。
筆者が記念撮影をしている頃、筆者の妻は自分の車を撮影していたが、なんと、この写真にマニキュアをした女性の手が写りこんでいたのだ。
これには、撮影者の手がフロントガラスに映っただけではないかとの意見も出るだろうが、その時彼女はマニキュアをしていなかった。さらに、写真を撮影する際、てのひらが前を向く事はあっても、手の甲が前に向くような事はあまりない。
つまり、マニキュアが見える手の甲がフロントガラスに映ることは不可思議なのである。
また彼女が撮影する際、周りには誰もいなかったという。
ということは、これは生きている人間の手ではないということになるのだろうか?



お盆の時期は、地上に死者が集まるとされる期間である。
そのような時期の深夜に、FMの電波を通じて多くの怖い話を配信してしまったため、霊が集まってきたのだろうか。
また、筆者が出演した日はお盆が終わりを迎え始めた8月18日の事であった。
もしかしたら、この世へやって来ていた霊たちが、天に帰る前に面白い話を聞こうとして集まってきたのかもしれない。


山口敏太郎



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