●更新日 10/31●
強大なパワースポット 長野のゼロ磁場地帯
長野県は浅間山、白馬岳など数多くの山岳に囲まれた山国だ。
山は、生命に力を与えてくれるパワーが溢れているといわれている。
生物である人間にも、もちろんそのパワーは作用するだろう。
その長野県で最近、分杭峠(ぶんぐいとうげ)が日本最大のパワースポットではないかと注目されている。
分杭峠は、長野県伊那市、南アルプスの西側を走る伊那山脈の峠の一つで、標高1424mの地点にある。
この周辺が「ゼロ磁場」という特異な空間であり、世界でも有数の強力な「気場」として発見されたのだ。
分杭峠が強大なパワースポットであると指摘されたのは、平成7年のことだ。
日本のある研究団体が、中国政府公認の「元極学」という気の研究団体の創始者、張志祥氏を招いて調査した際、分杭峠に強大な気が溢れているのを発見したという。
張志祥氏は中国でも、奇跡を起こす場所として有名な「蓮花山」を発見しているのだが、この分杭峠も蓮花山と同様の気が出ていると明言した。
張志祥氏曰く、分杭峠にはゼロ磁場が存在するため、強大なパワーが放たれているのだという。
ゼロ磁場とは、2つのエネルギーが同一の場所に存在するため、エネルギー同士が鬩ぎあうことにより、一見エネルギーがゼロになったような状態に見える場所を指す。
だがエネルギーが完全に消えてしまうわけではなく、正反対の2つの磁界が均衡を保ってその地に存在しているため、逆に通常よりも強いエネルギーが溢れているといわれるのだ。
実際、分杭峠を訪れた人々から、本当に効果があったという情報が多々寄せられているようだ。
分杭峠のパワーについて書かれたサイトを見ると、幾つもの事例が出ている。
足の悪い犬が分杭峠にいついている間に治ってしまい、帰る時は普通に歩いていたという話がある。
これだけでは信憑性に欠けるが、健康診断の結果が悪いところだらけだった人が、分杭峠を毎月訪れるようになってから、全ての値が正常値に戻ったという話もある。
また、ゼロ磁場の水はゼロ磁場水として珍重されているらしい。
なぜ、分杭峠にこのようなパワーがあるのか?
この辺りは、「中央構造線」の真上にあたる。
中央構造線とは日本最大、最長でしかも最古といわれる巨大断層地帯だ。
九州中央部から四国北部、紀伊半島を通り、さらに愛知県東部から北上し、諏訪湖付近で別の巨大断層、フォッサマグナに分断され、さらに関東地方に続く。
この巨大断層が、「ゼロ磁場」という特異な空間を形成し、「気場」ができていると考えられているようだ。
一時期、健康に良いとマイナスイオン商品が流行ったが、本当に人体に効果があるのかは科学的に証明されたわけではない。
同じように、ゼロ磁場も今のところ、本当に人間の体に良い効果があるのか、科学的には解明されていない状態だ。
ただ、中央構造線上には阿蘇山はじめ諏訪大社、伊勢神宮など重要なパワースポットが並んでいる。
昔の人はそこに何かの「気」を感じていたのかもしれない。
効果の程はともかく、自然に触れるのはそれだけでも心身ともにリフレッシュできるもの。
一度分杭峠を訪れ、自分で効果を試してみてはいかがだろうか。
山口敏太郎
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