●更新日 12/12●


悲しき着ぐるみ!!ビックフットの真実


前々回発表した「UMA滅亡の危機!?暴かれつつあるUMAの正体」に関して投稿があったので、さっそくその着ぐるみ事件に関して、ご説明したいと思います。なお、投稿者は”イエティの着ぐるみ”と書いているが、”ビックフットの着ぐるみ”事件ですね。質問や取り上げてもらいたい事件などのリクエストもどんどんメールください。

読者投稿
写真のイェティは、人間がかぶり物をして撮影した動画として人物も特定されていますよね。テレビでもさんざんっぱら放送した古〜いネタでした。


ビックフットの真実
1967年10月10日に世界で最も有名なビックフットのフィルムが撮影された。場所はカリフォルニア州・ユーレカブラフクリークで、Roger・Pattersonと友人により撮影された。森林を歩き振り返るビッグフットが映っており、筆者が子供の頃は、ビックフットが存在する証と言われ、歩き方が類人猿そのものだと断定されていた。

イラスト

だが、近年衝撃的な告白がなされた。2002年11月26日ワシントン州でビックフット研究家のRay L. Wallaceが死亡した。この人物は現在のビックフットブームのきっかけを作った男である。1958年8月カリフォルニア州にあった彼が経営する会社 Wallace Construction の敷地で巨大な足跡が発見され、その事件が『Humboldt Times』紙の一面記事として報道され、「ビッグフット」という未確認生物の名前が生まれたのだ。だが、彼の死後、甥のDale Lee Wallaceが、ビックフットの足跡は木製の16インチ足型をはいて、Ray L.Wallaceが悪戯でつけたもので、彼が生涯において撮影した数百枚のビックフット写真は着ぐるみであったと告白したのだ。
この人騒がせなRay L. Wallaceは、1967年に撮影されたパターソンフィルムの撮影にも関与している。なんとRoger・Pattersonにビックフットの撮影ポイントを教えたのは彼であったのだ。後年、Ray L. Wallaceは「あのフィルムはインチキでスーツの中にいた人物を知っている」と述べたとされている。

イラスト

更に、2004年に、パターソンフィルムに映るビックフットの着ぐるみの中に入っていたボブ・ヘイロニムスという人物がこのフィルムは全てインチキで、千ドルの報酬で着ぐるみの中に入ったのだと、"The Making of Bigfoot"という本の中で告白したのだ。また着ぐるみはフィリップ・モーリスという人物が435ドルで売ったものだという。果たしてビックフットとは現代アメリカの甘い夢なのだろうか。



山口敏太郎



◇上記のタグを自分のサイトに張ってリンクしよう!


探偵ファイルのトップへ戻る

前の記事
今月のインデックス
次の記事