●更新日 01/30●
神の奇跡、犬が猫を産む?
カンボジアに住む、ホウ氏の飼っている愛犬ノウちゃん(雌10才)が子どもを出産した。しかし産まれたのは犬ではなく、どうみても猫だった。ノウちゃんは今まで二度出産しており、一度目は普通の犬であった。なぜこのような事が起きてしまったのだろうか?
ある時に森に住む修行者が、ホウ氏の家を訪れ「この犬は虎とまじわった」と告げた。奇妙な内容の予言をホウ氏は不思議に思っていたが、ノウちゃんはしばらくすると灰色の仔猫のように見える生き物を産んだという。
顔つきや鳴き声も猫だが、足は猫のものより大きく発達し、犬の足のように見えるとホウ氏は主張しており、彼はこれを神の奇跡だとしている。
他の国では「猫」から「子犬」が産まれ、遺伝学者が血液サンプルをとって検査をしている例などもあり、こうした種の配合は今までにもいくつか報告があるようだ。
例えば、クジラとイルカの子「ウォルフィン」、雄のライオンと雌の虎の子供「ライガー」、雄のロバと雌馬で「ラバ」などの異種配合生物も存在する。日本でも、倉橋島(安芸郡倉橋町)で繁殖するイノシシが、農家が飼っているブタ、他島のイノシシと交雑しているという。特にブタと交雑した個体は繁殖力が強く、本来子供を2,3頭しか産まないイノシシが10頭近く産むようになるという。こうしてこの島は一躍イノシシ島になってしまったようで、農産物を荒らすイノシシを逆手にとり、イノシシ料理を考案して町おこしに利用している。
ちなみに先ほどのホウ氏の犬から生まれたという仔猫のように見える生き物だが、何百もの人が集まってお香を焚き拝み始めているという。
見物人の中には「飼い主に拝むように言われてばからしくなった。どんなものか見にきたが、猫が犬から産まれたなんて信じないね。」と語っている。
なお、画像は上記と同じように、体がネコで後ろ足がウサギという混合生物「キャビット」の写真である。
山口敏太郎
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