【群馬県前橋市】
4月15日(月)19時30分ごろ、群馬県前橋市の国道17号に面した弊社事務所にて作業中、外から「ガシャーン!」という激しい衝撃音が響き、ただならぬ異変を感じて窓を開けると、目の前にはガードレールに突っ込んだ白い車両の姿が。よく見ると、その車にはガードレールが突き刺さっており、辺りには大きなコンクリートブロックが散乱していました。
その後、通りがかった男性の目撃者がすぐに現場に駆け寄り、後続車を安全に誘導しながら、運転席のドアを開けました。その瞬間、車はさらに「ブォン!」とアクセルを吹かすような音を立て、止まる気配を見せない様子がうかがえました。私も急いで現場に向かい、すぐに110番通報を行いました。
事故を起こしたのは、市内に住む84歳の高齢男性。自宅から事故現場までは車で数分の距離で、本人は「ちょっと夕飯を食べに出かけようと思った」と話しているとのことです。奥様は現在介護施設に入所中で、男性は一人暮らしの生活を送っているとのこと。
なお、事故に使用された車は自家用車ではなく、整備中の車の代わりに使っていた代車のプリウス。暴走の末、路側帯のガードレールを約50メートルにわたってなぎ倒し、車は激突後も停止せず、運転手がアクセルを踏み続けていたという証言もあります。
警察は現在、操作ミスや健康状態を含め、事故当時の状況を詳しく調査中です。幸いにも今回の事故による負傷者は報告されていませんが、高齢ドライバーによる類似の事故が全国で相次ぐ中、今回の件も大きな警鐘となりました。
地域住民の間では、「また高齢者の事故か」「自分たちのすぐそばでも起きるとは思わなかった」といった声が上がっており、運転免許の返納や家族による見守りの必要性など、改めて社会全体での対応が問われています。

ガルエージェンシー県庁南.前橋 代表・木村 啓二(0120-783-011)
神社仏閣巡りが趣味なあんこ好き探偵。困っている方がいると放っておけない性格。些細な事でもご相談ください!