テロリストが選んだキャラクター
イスラム原理主義団体の代表的組織、ハマス。
その過激な活動から世界からテロリスト組織と認識されています。彼等はユダヤ人からイスラエルを取り戻し、イスラム教主導の国造りをするのが目標。
メディアの普及やコンピューターの普及と共に、世界中の情報が耳に入りやすくなった今、若者達は過激派の活動について疑問を持ち始めています。ハマスから離れて行く若者が増えていくのを恐れた組織が考え付いたのは、小さな子供達への洗脳。洗脳させ、ハマス軍に引き入れるのが目的で、子供達から愛されるようなキャラを作り出し、テレビの子供向け番組でイスラム主義を語らせています。
「一日5回はモスク(イスラム教礼拝所)で祈る事。牛乳をたくさん飲む事」などと一見正論に聞こえる事を子供達の為に言ったり、踊ったり歌ったり。
ただ「祈る事」と言った後に「世界中を真のイスラム教のリーダーが生まれ、間違った世界を滅ぼすまで祈るように」と言い、「牛乳を飲んで強くなり、武器を持ち、シオニズム(ユダヤ人文化や宗教)に命を賭けて立ち向かえるようになろう」と言います。
そして「ユダヤ人は敵であり憎むべき相手である」などと、民主主義やユダヤ人への反感を植え込んでいます。
他には
「真の幸せはイスラム教にしかなく、イスラエルの首都、エルサレムを汚れた血の者達から取り戻すのが使命」
「イラクを殺人者達の手から逃れさせ、真のイスラム教国へ復興させるまで戦うのが使命」
「汚れた血の者達をイスラムの聖なる血で滅ぼすのが使命」とたくさんの「使命」を子供達に訴えています。
ところで、問題のキャラは、
オリジナルで、決して何からもインスパイアされていない
と言うネズミのファーファー君。
これ
↓
子供達へのスポークスマンに選ばれたオリジナルキャラ、ファーファー君
子供達にマシンガンの持ち方を教えています。
世界中で愛されているあのキャラに似ているのは気のせい?
なんだかんだ言っている割には、「憎むべき相手、滅びなければならない相手」側のキャラを元にしてるのには失笑するしかありません。
MAYU
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