●更新日 10/27●
辰吉復帰戦、衝撃のTKO勝利 〜独占現地レポート〜
昨日26日に行われた辰吉選手の再起戦は、2R:2分47秒に見事TKO勝ちを収めた。
大喝采のなかリングを下りる辰吉
2R開始1分後に最初のダウンを奪い、そのまま打ち合いの後、辰吉がパランチャイを捕らえて右顎にパンチを入れる。
早いフットワークで的確に距離を詰めてパランチャイを捕らえる
レフリーはカウントを取りかけるも、パランチャイの顔がグロッキー状態なのを確認してTKOで辰吉に軍配を上げた。
レフリーがTKOを宣言した瞬間に、辰吉は自分の事を喜ぶよりもパランチャイに駆け寄り、心配そうに声をかけて抱きかかえるなど、ボクシングの先輩としての品格の高さを自然に見せてくれた。
TKOの合図とともにパランチャイに駆け寄り心配そうに声をかける
自分の勝利よりも相手への気遣いが本当に男前だと感じさせられる。
ブランクがあっても、さすが元王者のボクサーだ。
勝利直後、安心した表情の辰吉
後ろに居る黒い帽子の男性は、友人の布袋寅泰。辰吉の勝利に感動し、泣いて喜んだとblogで報告。
他、あのウィラポンも選手も応援に来ていた!
「おめでとう!」と辰吉を労うウィラポン選手
かつて辰吉を2度、西岡利晃を4度退けたことから「日本ボクシング界の宿敵」と呼ばれていたウィラポンだが、試合後の辰吉を労う気持ちは本物だった。
闘いを終えても口調はとてもおだやか
控え室に戻り、取材陣の質問にかなり長い時間、冗談も交えて答える辰吉。
大阪弁でも亀田と違い茶目っ気を感じさせられ、ボクシングに対する情熱や純粋さに溢れている。
試合中も辰吉コールで応援していた
日本から辰吉を応援に来たグループは100人以上に登った。
立派な熱心なファン達の期待に答えた辰吉。この勝利、今後の活動に、どう影響を与えるのか。
試合の詳細な流れ&写真レポートはこちら!
梅宮貴子(取材協力:犬巻カオル様)
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