●更新日 05/20●
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24時間営業スポーツジムの実態





角川慶子です。最近、24時間営業のスポーツジムが住宅街に進出し、帰宅が遅いサラリーマンや不規則な仕事の人に好評と言われてるけど実態は?

今回はこちらのジムで働く、21歳男性(A氏)にお話を聞いてきました。

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「24時間営業ですが、夜中もお客さんっているのですか?」
「0時〜6時は2、3人しかいません。」

「それで経営は成り立っているのですか!?」
「新店をオープンする時、2か月前から沢山ポスティングして会員を募るんです。『いまなら入会金無料キャンペーン』で、どんどん顧客にさせちゃう。それと同時に口座振替の用紙を記入してもらって、なるべく早く銀行引き落としが出来る状態にするんです。引き落としが実行されるまでの間は、とにかくジムに通わせるようにと上から指示されていて、トレーニングを指導したりあえて楽しい雰囲気を作っています。」

「引き落としが実行されたら、態度が変わるのですか?」
「あえて変えているわけじゃないけど、引き落としされてない新しい会員のほうに力が入ってしまいますね。トレーニングが一段落したり、あんまり楽しくないと足が遠のくじゃないですか。それがこのジムの狙いなんです。」

「・・・というと?」
「幽霊会員が沢山いたほうが、スタッフの数が少なくて済むし、何もしなくてお金が入ってきますよね。片方で、どんどん新しい会員を入れるんです。」

「通わないスポーツジムに、お金を引き落とされても気にしないものなのですね?」
「早い人は3か月で退会手続きをしますが、全く来ないで1年ぐらい放っておく人もいます。『いつか通うかも』と思っているんじゃないですか?」


儲けのカラクリは幽霊会員を増やすこと。

しかも、意図的に!新規ばかりに力を入れてるジムは辞めた方がいいかも。次回、更に会員をおざなりにする実態が明らかに!

〜つづく



角川慶子プロフィール


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