●更新日 07/17●
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倉敷小5女児不明事件
   渡邉文男









森山咲良さん




ご家族は時が止まっているだろう。
犯人は、例えば小栗旬のような、子供に警戒されない端正な顔立ちをしていると思う。
どうか、咲良(さくら)ちゃんを連れまわしているだけの犯罪であって欲しい。

自分の子が見知らぬ男に声を掛けられて、果たしてついていくかどうか、両親はテストしてみるといい。欧米では探偵社がこのサービスを行っている。残念ながら日本では普及していない。

GPS携帯を持たせてあるから安心、と誤解をするご両親が多い。犯人は捜査をかく乱するためにわざとGPS携帯を利用する場合もある。犯行現場とは別の場所に置いておいて、事が済めば携帯をピックアップする、など。

読者から「どうやってこのような犯罪を防いだらいいのか?」というメールを頂くが、短い文面で全てをお答えすることは難しい…。
先ず、犯人像を正確に捉えることから始める。

その多くは、妄想が好きで、プライドが高く、わがままで自信家だ。「この子が私のことを拒むはずがない。」と自負している。だからこそ、拒絶されると怒りを爆発させて幼児や子供の命を簡単に奪ってしまう。
「私は君のことが好きだから、君も私のことを好きなはずだ。」
もちろんこれは倒錯愛→性倒錯に他ならないが、彼らにとっては当たり前の愛情表現だ。
だからこそ、通りすがりの女児にいとも簡単に話しかけることが出来る。普通なら女児に道を聞くことすら躊躇するはずなのに。

私たちがひとつの目で直線に見えているものが、犯人はいびつな目で遥か後方から見ていると言ったほうが解りやすいだろうか。女児を狙う男は多重人格が多く、普段は職場の顔や学校の顔を持ち、特異な顔を他人に見せないが、一度スイッチが切り替わるとまるで別人に豹変する。これを乖離(かいり)と言う。

これらの事実を親たちはいかにして自分の子に分かりやすく教えられるか、というところから始めなければならない。髪の毛で隠れたもうひとつの顔があると。





BOZZ






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