●更新日 06/28●
探偵達の心霊事件簿 〜夏季限定〜
◆八王子城址
毎度毎度お騒がせしております。今回も楽しい心霊事件簿の時間がやってまいりました。
今回はキムチ大好き(後付設定)キムと、嫌がらせ大好き(本質)オオスミの2人による別視点からの二枚構成でお送りしたいと思います。私、オオスミが担当するのは心霊レポートにして、それに非ず。「きっと心霊ツアーは毎回お化けがでてるにチガイナイ!」という夢や希望に満ちあふれているページ閲覧者を絶望のどん底に叩き落とすべく「んなもん、毎回でるわけないでしょー!バイキンマンのオバカー!(ドキンちゃん風)」というスタンスで制作してまいります。
でも、でるものがでれば、ちゃんと「でた」と書きますよ。もっとも霊感ないんで、いるものも見えないというオチが付きますけどね。クカクカクカ(笑い声)
前フリが長くなってしまいましたが、それでは今回の心霊事件簿の始まりです。
「八王子城跡」
詳しくはキムページを閲覧のこと
現場を撮影にいった6月23日は、奇しくも八王子城落城の日。わずか一日にして落城させられたというのですから、その無念が、一番強くこの世に現れる日であることは間違いないでしょう。そして、そのせいかどうかはわかりませんが、出発前からキムの様子がおかしいです。
キム「うー、さっきから体調がおかしい……。今日は本当に何かあるかも。」
オオスミ「ところで、さっき大量に飯くってましたけど、今、ウンコしたいですか?」
キム「うん」
オオスミ「トイレいって脱糞してきてください。それで治ります。」
キム「……そだね。」
毎回お馴染みになってきた、キムの先走り疑似霊感も発動。キムサイドの記事で格好付けたように書いてますが、実際はこんなもんです。
ちなみに当日の天気は雨。撮影機材に懐中電灯、そして前回必要性を感じた金属バットを持って、傘をさすという、ほぼチンドン屋なスタイルでの撮影です。
とりあえず八王子城跡地といっても馬鹿みたいに広いので、「有名」らしい「御主殿跡」とその麓にある「御主殿の滝」に訪れてみることにします。とりあえず「御主殿跡」を目指し。
さくっと到着
さくっと放尿
あー、オシッコがまんするのも疲れるわ。
しかし、「御主殿跡」といったところで、何もないタダの原っぱですね(石垣の上ではあるけど)。前のオウムサティアン跡の悪夢を思いだします。なんとか「御主殿の滝」に期待を繋ぎたかったところですが、しょせん
タダの滝
しかも、明かりがあまり届かなくて、よくわからない。
今回も失敗……。そんなイヤな考えが頭をかすめます。このままでは帰れない。どちらが言い出したワケでもなく、さらに探索を続けようという雰囲気になり、結局来る時通らなかった道を延々進んでいくことに……。
そのおかげで、「キム、何か慰霊碑っぽいモノの前でいきなりお経を読み始める!(何書いてあるかわかんないくせに!)」「オオスミ仏様の物マネ」「発見!廃屋。でも電気メーターはピーカピカ!?」「ウシガエルが……」「謎の生首石をなでなで」等の愉快痛快心霊イベントが発生したのですが、最大の事件はこれにつきました。
「タスケテ。ここはどこ?!細い獣道に迷い込んで、リアル現在地見失って、二人してパニック!!」
ライトで照らしてもあまり見渡せない深い森のなか、傘さして転んでスーツ泥だらけになりながら、必死で道をさがしたあの3,40分間。久々に「恐怖」というものを感じました。
しかし真っ暗な山、2人で過ごした濃密な時間。そして無事生還できた時の喜びの共有……。はてさて、これがこれからの2人の関係にどういった変化をおこすのか……。
なんて書くと非常にイヤな感じですね。何かあってたまるか。
あ?心霊?そんなもん捜してる余裕なかったです。
見えない霊より、目の前の遭難。
人間生き延びることの方が大事です!
ね、キム兄貴?
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