●更新日 10/19●
探偵達の心霊事件簿 〜夏季限定〜
◆道了堂跡〜小平霊園
毎回毎回でもしない心霊事件簿の為に夜中取材に行く空しさ。そんな空しさとも今回でとりあえず今年はお別れです。その記念すべきラストとなる今回訪れた場所は2ヶ所。さっくりレポートをお送りします。とあえず一ヶ所目は、
◆道了堂跡(東京都八王子市)
※詳細についてはキムサイド参照
キムサイドで自ら風邪であると告白された偽霊感野郎キム氏ですが、当日、今回は風邪だなんて何一つ申しておりませんでした。ただ、寒気がするだの気持ち悪いだのいうだけで、もし今回何か心霊現象があったなら、確実に「ほら!やっぱオレ気持ち悪かったのは霊を感じてたせいだよ!」なんて言う気満々だったことを付け加えておきます。
さて、どうやらここには白い車で訪れると祟られるというくだらない迷信があるそうですが、日本で走っている車の一番多い色は白。とりあえず白といっておけば多くの人がビビる確率が高いだろうといった、打算的思考が漂ってきてげんなりです。どうせなら真っ赤なモデナで訪れると祟られるといったステキなうわさ話を残して欲しいモノです。
と、ひとしきり噂話にケチをつけたところで、絹の道とやらを通って、潰れた跡だけが残っている道了堂跡に向かいます。
キムサイドでも触れていましたが、絹の道は街灯もない山道。手持ちのライトを消すともう暗くて暗くてやってれません。
「今、絹の道です」
でも携帯はバリバリ使えます。
個人的な感想ですが、携帯が普及してから、なんていうか情緒ってものがなくなりましたね。何か起こるかも知れない恐怖。いざ何か起こっても誰にも助けを求められない。そんなドキドキ感が仕事の電話一発で台無しです。
途中、何もかもぶち壊しにする電話がかかってきた以外は何事もなく、道了堂跡にサクッと到着。
えいっ!
サクッと首もぎ
あ、別にイタズラしてるわけじゃないですよ。
ギブ?ギブ?
アイアンクローして遊んでるだけです。
いえいえ、激しく寝違えたように首が乗っかっていたので、修正してあげてただけです。親切心です。笠地蔵ばりに恩返しされても良いはずです。
それにしても、ホント何もない。ベンチなども設置され、ほんとただの公園って感じでしょうか。当然何かが起こるわけもなく、
解放
さっさと放尿して退散
している途中に何と他の肝試しらしきチームと遭遇!
見事に脳味噌緩そうな男女2ペアでしたとも。ハイキングのマナーとして、すれ違う瞬間さわやかに「こんにちわー!」と挨拶しておきましたが、素無視されたのが腹立たしい限りです。
ま、山道で
火ついてます
煙草ポイ捨てする奴らだし
あの、さすがに山で煙草のポイ捨てはどうかと思うよ?いくら脳が緩いといってもここまで緩いとはね。ちゃんと煙草を靴でねじり潰して、前半戦終了です。
◆小平霊園(東京都東村山市)
※詳細についてはキムサイド参照
ま、一言で言うなら
普通
墓場です。
これ以上書くことはありません。
よく心霊スポットで墓場があがりますが、ここなんてかなり管理が行き届いていて、芝生は適度にふかふかだわ、道幅は広いわ、
放尿
トイレ完備だわ
もう、言うことがありません。日曜日にはお弁当もってピクニックに来たい墓地ナンバー1ですね。まあ、他にろくに墓地しりませんけど。ここで、恐がれる神経がわからない。
いつもは何かにつけて心霊現象と勘違いしてビクビクしているキムさんも、今回ばかりはこじつける事がなくて普通に男2人、深夜の墓地散歩です。
しかし、キムサイドで「深夜の霊園を男2人で歩く。彼女と行くには良いシチュエーションかもしれないが、……」などと吹いておられましたが、普通に彼女を墓地にデートに誘ったらひかれると思いますよ。
丸い!かなり丸いよ!このお墓
しばらく歩いてもほんと墓ばっかりです。
墓地なんでしかたないですけど。
あ、そういえば、キムさんがまた
そろそろ引き上げようかと思ったその時!
男の恨みの籠もった呻きの様なものが、静寂に包まれた墓地から伝わって来た!
これは…!?
無駄に煽ってましたが
アメンボ赤いなアイウエオ!
僕が発声練習してただけなんで気にしないでください。
こんなこと書かなきゃいけないくらい何もない普通の所だったということで……。
皆さん墓地とか無意味に行くのはやめましょうね。
墓地はお参りにいくところです。
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