●更新日 07/11●

写してはならない者


前回、何も起きることもなく終わった哲学堂公園



後日、読者から一通のメールが寄せられた。

〜内容〜
いつも楽しく拝見させて頂いております。
先日、怪奇探偵で掲載されていた哲学堂公園に深夜0時ぐらいに行ってきました。
中に入ることができないので、公園横の道から公園内の池を覗いたところ、池の脇に人が立っていました。
その後、記事上の画像にあった階段を上っているときに、女性の啜り泣く声が聞こえました。
本当に気味が悪く帰ってしまいましたが、気になってしょうがありません。
もう一度、見に行ってもらえませんでしょうか?


という、メールだ。



このまま読者の期待を裏切る訳にはいかない。

再度、深夜0時に哲学堂公園を探索することにした。
今回は、霊感が強いという人物、Aを連れて行くことにした。




車を止め、池に向かう道中、Aが急に頭が痛いと言い始めた。
しかし、ここで探索を打ち切る訳にはいかない。


先ずは、哲学堂公園内の池を撮影。
次に、女性の啜り泣く声が聞こえたという階段に向かった。

途中、Aが青ざめた顔で「向こうには行きたくない」と言う。
理由を聞くと、先ほどから視線を感じており、頭と肩が重いというのだ。




だが、私はなんともない…
Aを車に戻し、一人で向かった。
そして、難なく撮影することができた。

帰宅し、映像をチェックしていると、驚くべき映像が撮れていた!!




この池の画像には、それらしき物は写っていない。


しかし、次の画像を見た時、背筋が凍りついた!!





矢印が指している顔がお分かりだろうか?

私は、撮影してはならないたちを撮影してしまったのだろうか?

Aが感じた視線の主は、彼らなのだろうか?

読者の方で霊能者がいたら、この画像に写るの正体を教えてもらいたい。



チープ彦坂


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