●更新日 11/16●
ドアの隙間(百物語)
僕が中学の時に実際に体験した話です。
ある夏の日、僕と友達二人は当時話題になっていたTV番組に心霊写真を送って賞金をもらおうと計画を立てました。
友達の家のすぐ近くには小さな墓地があり、そこで心霊写真をとって賞金をもらおうという計画でした。
しかしさすがに夜の墓地に二人で行くのは怖かったので、昼間に行くことにしました。
昼間だったので、さほど怖くなくふざけながら写真を撮っていたのですが、
友達が途中で飽きてきたのか「墓の中を見てみよう!」と言いだしたのです。
僕はさすがにそれはまずいと友達を止めましたが、
友達は「俺一人でやるからそこで見てればいいだろ」と言い、
一人で墓の蓋をずらして開けたのです。
中には何も入っていなかったらしく、
僕等は結局、友達の家に行くことにしました。
家に着いて後、暇だったのでテレビゲーム始めました
するとしばらく経ってドアが急にギギィーと音をたて少しだけ開いたのです。
僕は「ん?」と思いながらも、閉め直そうとドアに近づきました。
するとドアの隙間から
髪の長い女の人が僕等のいる部屋を覗いていました。
目があった瞬間、こちらに向かって何かを言い、さっといなくなりました。
僕はあまりの恐怖に声が出ませんでした。
気分が落ち着いた後、友達にこの家に他に誰かいるのか尋ねてみましたが、その時家には誰もいなかったそうです
あの時言われた言葉は、
後から口の動きを思い出してみると4文字・・・
・・・・「ア ケ タ ナ」
その後、友達は足を骨折し入院しました。
僕も自転車から落ちて足に軽い怪我をしました。
なにかに引っ張られた気がしますが・・・・
Y.O
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