●更新日 10/06●


東京駅に猿がいる!和歌山にライオンが棲息!テレポートアニマルの謎


意外な場所に意外な生物がいる。それは俗にエイリアン・アニマル(テレポートアニマル)と呼ばれる。つまり、本来その土地に棲息していないはずの生物が目撃されたり、噂されたりする事があるのだ。
今も世界各地からテレポートアニマルの情報が入ってくる。



例えば、イギリスは巨大な山猫の目撃が以前より騒がれている。エイリアンビックキャットと呼ばれており、多くの家畜やペットが犠牲になっている。容姿はピューマに似ているらしいが、本来ピューマはイギリスには棲息していないはずである。ペットの動物が野生化したとも言われているが、どうも複数棲息しているようである。

日本ではどうだろうか。
以前、「東京駅の地下街の屋根に猿がいる」という目撃談があった。1975年2月〜3月にかけて起こった事件で、東京駅が恐怖に凍り付いた。事の発端は、2月10日八重洲口地下商店街の天井板2枚が抜けた。その時、通りがかった立正大学の学生が、奇妙な悲鳴と同時に猿のような奇妙な生物がぶら下がったのを目撃した。

当時あったコーヒーショップの店長は、二ヶ月前ぐらいから奇妙な動物の声がしたと証言しており、東京駅も調査に乗り出した。その結果、天井板の落下は配管工が屋根裏に入り、落下したもので、動物にみえたものはゴミだったという事であった。果たして、本当にゴミであったのであろうか。
2008年、同じ固体と思われる猿が都内各所で目撃され続けたニュースがあった。今年になっても渋谷等都心で猿の目撃情報があった。たまたま都市部にやってきたか、逃げたペットと思われるが、その伝で言えば、東京駅の猿も同じケースの可能性はある。

他にも「和歌山にライオン」が出現した事もある。
1971年から72年にかけて和歌山、京都、舞鶴周辺にライオンらしき動物が目撃された。特に71年1月の目撃は、和歌山県山西署・新和歌浦駐在所の警察官によってなされている。浪早崎の海岸付近をパトロール中に雑木林の岩の上に、雌ライオンか、ピューマのような大きな動物を発見したのだ。更に3日後、今度も福知山においてハンターがライオンらしき動物を目撃している。この「和歌山のライオン」事件は、筆者の友人、妖怪絵師のSEL女史により、再調査を依頼したが時間が経っており、真相究明には時間がかかりそうである。

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山口敏太郎



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