注目パワースポット！　女性の願いが叶う石神様

女性の願いならなんでも一つだけ叶えてくれるという神様が大変な人気である。
それが三重県鳥羽市相差に鎮座する神明神社にある「石神さん」だ。
この神社には、２５柱の神が祀られている。
その中に、参道に小さな社がある。
「石神さん」と呼ばれて親しまれているこの社のご祭神は、神武天皇の母「玉依姫命（たまよりひめのみこと）」。
その社が今やパワースポットとして知られ、全国から女性の参拝者が続々と集まってきているのだ。
元々は海女さんたちから信奉されていたという。
海女さんたちが、古くから女性の願いなら必ず一つは叶えてくれると密かにお参りを続けていたのだ。


有名人では益子直美さん、野口みずき選手などが訪問して御利益があったという。
益子直美さんは２００６年、テレビ番組で石神さんを訪れ、その年の年末にめでたく結婚した。
翌年５月にお礼参りに行き、この時は新たに子授け祈願をしたそうだ。
オセロの松嶋尚美さんも、ロケで訪れた後結婚した。
二人とも、仕事で来た２年以内に結婚し、神社関係者も驚いたとか。
吉岡美穂さんも石神さんを訪れた後結婚、出産と続いたという。

女子マラソンの金メダリスト、野口みずきさんは石神さんのお守りを持っているという。



このお守りの印はドーマンセーマンと言う。
セーマンはあの高名な陰陽師、安部清明から、ドーマンはそのライバルの陰陽師、蘆屋道満からとったものといわれている、
星印は清明判として、日本各地でも魔よけとして知られている。

この地方では、海女さんたちの間で「共潜（ともかずき）」という妖怪が伝えられていた。
海にもぐっているといつの間にか自分そっくりの海女が近づいてくる。
笑って鮑をくれたりするが、うっかり着いてゆくと深みに誘われてしまう。
海女さんたちは、共潜を見たときはすぐ仕事をやめ、２，３日は海に入るのを避けたという。
伊勢志摩の海女さんたちはドーマンセーマンの模様を、魔よけのために手拭い等に縫いこんで持っていた。

このお守りは秋篠宮文仁親王殿下ご一家にも献上されており、その後悠仁親王が誕生されたというのだ。
結婚、出産とおめでたいことにもご利益があるようだ。