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「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」は漢の心に住む’男の子’向けビュッフェ映画

ナカノです!

実を言うと私は映画が好きで好きで年間200本程見るのですが、最近見た映画の中で是非おススメしたい映画がございます。

 

「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」

1994年まで香港に存在した、80年代後半巨大スラムマンション九龍城砦を舞台に、香港黒社会(反社)とトラブルになった不法移民の主人公が、命からがら逃げ込んだ九龍城砦を根城とする自警団に助けられ、自警団のボスやメンバー、住人とともに生活し徐々に溶け込んでゆく。しかし九龍城砦の利権と不動産価値、香港の中国返還や付近の空港の移転計画に目を付けた黒社会、自警団ボスのかつての戦友など九龍を狙う勢力が現れる。主人公と自警団は九龍を守るために苛烈な戦いへと身を投じる。

 

というのがぼんやりした大体のあらすじですが、正直あらすじでは全く足りてないほどの内容で、

 

激しい現代的なカンフーアクション、少年ジャンプのバトル漫画やチャンピオンのヤンキー漫画のような展開、オマージュ、マニアックな描写、昔の香港映画のパロディー、九龍城砦セットの内部をこってり撮ったカメラワーク、豪華な俳優やヘンテコな設定、タバコ、アメ車、バイク、バブリーな音楽

 

とにかく「俺とお前らの心の中にある’男の子’が好きなモノ全部ぶちこんどきました!」

な映画でした。

とにかく好きな要素全部盛っとけ!なB(ビュッフェ)級映画

 

全部話すととんでもない文章量とネタバレになるので1つだけハイライト要素を挙げると

敵側の香港黒社会、その組織のボス(サモハン・キンポー)の下で働くナンバー2の男 王九(フィリップ・ン)です。

 

な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった…

催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ…

    もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

とジョジョのポルナレフと同じ感想を抱くほど強い。

 

もちろんサモハンもデブゴンの意地を見せるがそれを凌ぐ強さ。しかも強さの源が劇中で描写されるがおもいっきり気功(奇行)でそれも意味不明。

↑かませ臭プンプンの小汚いバブリーダンサーみたいな見た目と下品な言動が反動になり引き立つ強さがインフレ状態のひとりドラゴンボール野郎

 

木曜洋画劇場から金曜ロードショー、土曜プレミアム、日曜洋画劇場、午後のロードショーにかじりついたB級映画ラストサムライである私が断言します。

 

ぜひ劇場で、かつ吹き替えで見てください。

 

あと制作側がやりたいこと全部やって2時間に無理やりまとめてるのでストーリーのテンポがアホみたいにメチャクチャ速いです。

 

NAKANO
ガルエージェンシー大阪本部

探偵歴6年目。映画に憧れ過ぎて探偵になってしまった男。雑多な知識で調査をこなす現役探偵(0120-000-783
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