１２歳のタイ国籍の少女を個室マッサージ店（東京都文京区）で性的サービスをさせたとして、同店経営者「細野正之容疑者（５１）」が逮捕されました。
少女は６月に母親と日本に来日し、初日に同店に連れて来られ、母親は翌日に姿を消し、少女は店の台所の隅で寝泊まりしながら、男性客約６０人を相手にしていました。人身取引の関与も浮上しています。
少女が働いていたとされるマッサージ店の部屋とそのビル建物
ビルの廊下はかなり薄暗く、建物自体はかなり古い雑居ビルのように見えます。建物は人通りが多いアメ横に近い都道沿いにあります。
アジア系の若い１０代外国女性が建物から出てきて、本事件について尋ねても、「I can’t speak！I can’t understand！」と話して下を向き足早に去っていきました。彼女はただの住民だったのでしょうか、それとも今回のマッサージ店の関係者だったのでしょうか・・・。
近隣でタイ料理屋を営む５０代タイ女性
「今回の女の子がうちの料理屋に来たかはわかりませんが、うちはタイ人のお客さんがよく来ます。（今回の原因が貧困と聞いて）可哀想に思う。私はあまり近隣のタイ人との関わりやネットワークはなく、日本のどこか出かけることはなく仕事場に出かけるだけです。」
今回の少女もマッサージ店で働いている間は外に出ず、あの薄暗い雑居ビルの一室に不安と恐怖の中でずっと閉じこもっていたということでしょうか。
近隣の学校では、少女と同じくらいの児童がこの日は体育朝礼で、yoasobiのアイドルの曲が校内に流れる中縄跳びをして元気に身体を動かしてました。
親や幼少期の環境は選べない。
少女はこの夏、一生に残る心の傷を負ってしまいました。
それによって生まれた少女の耐え難い心の叫びは、この異国の地「日本」の大都会の喧騒によってかき消されていくのでしょうか。
探偵エックス
ドライブ・心理学・音楽・酒好き探偵