先週、バラエティー番組で女性の風水師さんがお笑い芸人の家を訪ねて鑑定する番組が。結論から言ってびっくりする内容だった。
仕方が無いことだと思う。その知識のほとんどが先輩の書物などを参考にしているだろうし、自分の目で家を見て、その家庭の過去や未来などを検証・予測する機会も年齢的に極めて少ないはずだ。
風水師の良し悪しはその家に入った瞬間にその家族の現状をつかめるかどうかで決まる。でないと確かなアドバイスなんてできっこ無い。
私の場合、風水師とは違った六感だ。行方不明の家族に頼まれて失踪者の家（部屋）に入ると、空気がぶつかってくる。この感覚が全て。
その他、浮気に苦しむ家、近所ともめている家、詐欺に遭った家、潰れかけの会社。毎日のように目の当たりにしているので十把一絡げに共通する魔除けなど無いことが分かるし、対策も一人一人、一軒一軒違って当然なのだ。
当時、訪問した家の駐車場を観察する私
話は元に戻る。このテレビ番組で愕然としたのは、芸人が玄関に何を置けばいいか風水師に尋ねたところ、笑顔で「うさぎの置物が一番です！うさぎは前にしか進まないので！」おいおい。芸人だけじゃなく、テレビの向こうで何十、何百万人見てる…。こんなデタラメな風水がまかり通っていいのか。
先ず、うさぎは弱い。十二支で卯年が干支の人にはある程度の御利益はあるが、まっすぐ進んで天敵に捕まる→人に騙されやすい、裏切られやすいという特性がある。
あまり具体的な批判をすると良くないのでこれくらいにしたいが、もうひとつだけ。玄関の靴がたくさんあるのを見た風水師が、両手で元気にバツを出し、すべて取っ払いなさいと（笑）おいおい。半畳もないアパートの玄関だ。パッと見て４人分５０足の靴を部屋に仕舞えと言っている。それこそ靴についた悪いものを部屋に運んでしまう。
過去、風水シリーズで訪問した読者の方々。今でもお付き合いが続いている人が多い。みなさん環境が大きく改善されました。
その時の記事例です。
妖気を放つモノ１
妖気を放つモノ２
読者の方から「もう風水シリーズはしてくれないんですか？」というメールを月に２～３通頂く。では本当に久しぶりに募集を。メールからご応募ください。
BOZZ