エミー賞を受けた『将軍』
世間がどんな評価だったのか全く気にしないで感想を書く。
約１時間×１０話。ディズニープラスでしか観れない。なので観たければお金を払う必要がある。
結論から言うと９話までは面白かった。
なのにラストの１０話は何なんだ。
壮大なラブストーリーだった。ほとんどがＣＧで合戦シーンも無い。
真田広之のエミー賞主演男優賞。彼はアクションスター。この物語ならば堤真一や中井貴一のほうが奥行きが出た。切腹→首切ってるシーンが多用されたのは外国人には受けただろう。昔の日本人の特異な歴史。
余談だが以前、中学生の時に自分の先祖の過去帳を辿ったことを記事に書いたが、先祖の中の一人が首を落とされて首洗いの井戸として観光名所に。当時の武家には普通の出来事だった。毎日が運動会のリアル騎馬戦のようなもの。明治維新を迎える頃、私の先祖は某県の一帯を支配するなど頑張って出世していた。元は屋島の合戦で敗れ徳島に逃げた平家の落ち武者。なのでこの映画は外国人以外は題材が平凡。
『将軍』は興行的には大成功だった。ディズニーとしてはしてやったり。
９話まで。
どうしてラストの１０話をこんなチンケなオチにしたんだろう。
ＢＯＺＺ