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今年のインフルエンザを侮ることなかれ… -インフルエンザ闘病記-

わたくし、インフルエンザに罹患してまもなく1週間がたとうとしています。

当初、何度熱を測っても「36.6°」だったので、まさかインフルエンザだなんて思ってもおらず、起きてシャカシャカと動き回ってしまいましたし、仕事にもでかけてしまってました。その2日後、「その体温計は壊れている」という真実を娘から聞かされ、別の体温計で測りなおしたところまさかの「38.8°」で、それ以来、まるで草木が枯れてしまうかのように「くしゃん」と倒れ込んでしまいました。

インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所)
詳しくは、https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html

とにかく全身を貫く関節痛が痛すぎます。首筋から骨盤にかけての痛みが特に激しく、寝返りを打とうにも痛くて動けません。ベッドの上で少しでも体を動かそうとすると関節が「ギシギシ」と嫌な音を立てて猛烈に怒り始めます。わかったわかった。わかったから怒らないで…、とわたくし。

さらに凄まじかったのが眠気です。16時間眠り続けた末まだ眠れるなんて、おそらく人生で初めてです。体が眠ることだけに全身全霊をかけているとしか思えません。かろうじて起き上がってみても「やっぱ無理。眠ろう」と思う始末でした。

そして、首から上の痛みがとどめを刺してきました。頭痛は「割れるような」なんて生易しいものではなく、「爆発するような」感じ。目の奥や鼻周辺まで痛みが広がり、目を開けると何かが崩壊しそうな気がしました。おかげでテレビも見られず、スマホも無理。唯一できることは、目を閉じてひたすら耐えること。ピークだった3-4日目は特にひどく「マジで死ぬかも」と考えました。

とどのつまり、インフルエンザとは、いわば全身のクーデターのようなもの。日頃無理をさせているからか、「あんたいい加減にせえよ!」と叱られているような感覚でした。やはり無理は禁物。これからしばらくは健康第一の生活をしたいと思います。みなさま、今年のインフルエンザを侮ることなかれ。

 

 女探偵 堺浄(さかい・きよら)

政治家を経て、生成AIやITを駆使し過去の事件を分析する女探偵に。社会科学領域の研究者(慶應義塾大学大学院を経てPh.Dr.)でもある。掘り下げたいテーマは、女性はなぜ政治の世界で「お飾り」になるのか、日本の「タテ社会」と「ムラ社会」は不変なのか、内部告発は組織の不条理に抵抗する最終手段なのか。

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