ある反社幹部が言ってた数あるシノギの中の強請り（ゆすり）の仕方。
ターゲットはモチロンお金を持ってる会社経営者か資産家です。
お金のない素人なんか最初から相手にしません。まず対象者を決めます。
家から出て来た車を尾行したり・・徒歩で出かけた時も尾行したり・・
やってる事は探偵みたいですが草。
資産状況・交遊関係。愛人を囲っていないか？とか脱税してないか？とか違法行為をしてないか？とか色々調べるんです。脅す「ネタ」を探すんです。
反社は脅すのが仕事です。色々調べていくウチにその経営者はいくつもビルを所有していたり結構な資産を持っている事がわかりました。でもその経営者は清廉潔白で何も脅すネタがなかったそうなんです。ネタがないと攻撃材料がありません。「あ～あ何もねぇなこの社長、しょうがねぇ諦めるか・・」とはならないのが反社が反社たる所以。ネタがないとどうするか？
「ネタ」を仕込むんです。エグいです。
まさに反社思考。行きつけのバーやスナック・飲食店はチェック済みです。幹部が囲っている女を偶然を装って近づけさせます。バーにいるトコロに親しげに話しかけさせて、しばらく間を置いた後にまた飲食店とかで「わぁ！〇〇さん偶然ですね」
あんまり美人過ぎると警戒しますがそこそこ可愛げがある女性なら警戒されなくて男の方も悪い気はしません。今度飲みに行こうみたいな話になって時間が経つと男女の関係になってしまいます。そしてお決まりの・・
「てめぇ誰の女に手を出してるんだ？」
定番中の定番ですね。仕組まれた美人局シノギ。その社長さんが持ってた複数のビルの中の一つを取り上げたそうです。読者の皆さん、最近知り合った異性・親し気に話しかけてきたその異性は「偶然」の出会いですか？それとも・・
探偵ネロ 漫画・アニメ・映画・都市伝説大好きオタク探偵