約1億5000万円を騙し取るなどして逮捕された「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣さんが「頂かれ女子」になってしまいました。
2024年3月、被害者への弁済活動と追徴金の支払い、渡邊真衣さんの更生に繋げるため、弁護人らにより合同会社いぬわん(渡邊真衣さん命名)が設立されました。
「りりちゃん、しゅき。」の名称で渡邊真衣さんの獄中日記を有料公開するなどし、収益の半分を国税局への支払いへ、残りの半分から経費を差し引いた額を被害者への弁済に充てており、設立した3名の弁護士らは役員報酬を受け取らず、活動を続けてきました。
そんな中、2025年4月1日に合同会社いぬわんが解散するとの発表がありました。
合同会社いぬわんのXアカウント(りりちゃんはごくちゅうです@inu2narenakatta)によるポストをまとめると、
・2024年8月30日、渡邊真衣さんから「拘置所にいるX(反社と思われる男)と結婚したい」との手紙が届く。
(X氏は実在する暴力団組織名を語っており、特殊詐欺や強盗の仕組みを作った等の発言をしている)
・X氏との婚姻と被害弁済プロジェクトを並行することは困難であると伝え説得する。
・2024年12月3日、「裏切り発言をしてごめんなさい。メンタルを安定させて被害弁済します」との手紙が届く。
・2024年12月26日、被害弁済プロジェクトの停止を求める手紙が届く。
(いぬわんの収益をX氏の口座に振り込むこと。応じない場合は横領罪で法的処置を行う、との記載あり)
・弁済の意志がなくなり、信頼関係が崩壊したために継続が不可能になり解散
といった流れのようです。
おぢの心を掌握し多額の頂き行為を繰り返したりりちゃんが、どうして自身が頂かれることから抜け出せないのでしょうか。
いじめを受けていた過去、劣悪な家庭環境だったことから愛着障害であるのは明らかです。
渡邊真衣さんが行ってきたことは決して許されることではありませんが、家庭環境に恵まれず道を踏み外してしまった女の子たちを身近で見てきた私としては、更生を願わずにはいられませんでした。
苦しく悲しい過去があっても、これからの人生を変えられるのは自分自身だけです。
しかし、それには誰かの助けも必要です。悪い人に騙されず、信じてもいい人を見極める力が必要です。

みなと蒼依
情熱と好奇心、時々執念。真実への探求が私の美学。
愛に不信を感じたら、ガルエージェンシーにご相談ください。