福井県の観光名所のひとつとなっている越前大仏。
拝観料は500円。開設当初は3000円だった。
参道はゴーストタウン。休日の昼間にもかかわらず人影も疎ら。
スマホでは全景が撮れないので久々に一眼レフの広角レンズを持ち出して。どれだけ大きいか、入口の赤い服を来た女性と対比するとそのバカでかさがお分かりだろう。
建てた人は実業家として大成功した相互タクシーの元社長、多田清氏だ。昭和62年に建立している。
自分が生まれた地に何かを残したい。そんな気概が伺える。が…。
あと10年もすれば廃墟になりそうだ。
淡路島の例の巨大仏像のように。
赤い服の女性と話してみるとインドネシアからの観光客だった。
何もかもデカい。特に五重塔は世界一だと謳っている。
写真はもはや必要ない。鉄筋コンクリート造り。エレベーターで昇降する。
結論から言うと(私の所見)
どうして家族や社員は社長の暴走を止められなかったのか。
全体を隈なく見ても、仏教の教えを理解しているとは到底思えない。
訪問者は誰も賽銭を入れなかった。有難みを感じていないからだ。
勝山市も何とかしないといけない。
越前大仏の隣にある潰れた観光ホテル(ここも多田清氏が建てた)
地下に繋がる階段。水に浸かり異臭を放つ。
観光に神仏を利用して失敗したら放置…このままだと
バチが当たる
※ 神仏に対して不敬を働くこと。
BOZZ