開催費用174億円、その内東京都や国からの支援が80億円。
収支はスポンサー料などでトントンと見込んでいるらしいが、税金で支えていることに違いはない。
今日(9月19日)現在、日本は銅メダル1個。
どうして開催したのか、国や都は予測が出来なかったのか。利権優先だから仕方が無いか。
陸上に関係している方々には申し訳ないが、短距離・跳躍系は筋力・爆発力が必要で、身体的に有利なのはアフリカ系選手。日本人は体格・筋肉の質で圧倒的に不利。
長距離種目はケニア・エチオピアなど高地民族が強く、日本人が入り込む余地は限られる。
競技人口と環境の差も大きく、日本では野球、サッカーなど他競技の人気が主で、陸上に集中するトップアスリートが少ない。陸上のクラブ・育成システムが世界レベルと比べると小規模だ。
陸上文化も大きく違う。陸上が「国の威信をかけた競技」とされる国(ジャマイカ、ケニア、エチオピア、米国など)に比べ、日本では学生スポーツ(駅伝中心)の色が強い。駅伝が強すぎて、世界基準のトラック種目に人材が流れにくい。
その他、国際経験が少ないなどメンタルな要因もあるが、兎にも角にも「身体的ハンデ」はどうしようもない。
これは数百年かけても差が縮まるものではなく(相手も強くなるので)それこそ陸上に強い国から移民を増やすとか、ラグビーがそこそこ強くなってきたのと同じことを見据えていくしかない。
TBSテレビの視聴率は16%超えをするなど好調なので、世界的にも注目を集めているのは確か。でも世界からすれば「ん?開催国は日本だよね。どうして日本人が出てないの?」と思われているだろう。
同じアジア人の中国はそれを知っていて陸上は捨てている。下半身の筋肉量がこれだけ違うのに勝てるはずが無いのだから。(もちろん例外の選手もいる)
オリンピックのように技術と頭脳で勝てる種目に国はお金を投資すべき。
BOZZ