カズレーザー氏がサンジャポで発言した。
「安い労働力を外国から持ってくるしかないっていうのが解決していない以上は…」
「移民受け入れないと物価上がるよ?どーすんの?」
私はこの発言を聞いて移民反対派には格好の燃料投下だな、と思った。
法務省の2023年の世論調査の結果は
賛成「地域社会に外国人が増えることが好ましい」28.7%
反対「好ましくない」23.5%
中立「どちらともいえない等」47.3%
朝日新聞の世論調査では約62%が受け入れ賛成。やはり将来が不安の日本で移民問題は世論も揺れている。
私はカズレーザー氏が言う「安い労働力」は期待していない。日本人と能力や生産性が同じであれば同等の賃金は支払うべきだと思っている。そちらの方が法改正の後に外国人が定着してくれるし移民も増える。カズレーザー氏の発言は世論を動かす点で貴重だと思うが人口を増やすという視点が抜けている。外国人の安い労働力を、と誤解を招く発言はやめて欲しい。
人口が減れば需要も減る。その分、製造や物流、サービスなどあらゆる業種でコストが増大し物価は上がり続ける。
世間では川口市のクルド人などのSNS由来の悪評をそのまま信じている人が多く、ベトナム人の強盗などもテレビで大きく取り上げられて治安の悪化を印象付ける。言うまでもなく日本人の強盗のほうが圧倒的に多い(笑)
あと20年後に迫りくる日本の大衰退をそのままにしていいのだろうか。その時に後悔する?
BOZZ