2025年10月15日鶴ヶ島市老人ホームで入居女性2人が血まみれで死亡、元職員の男が殺害容疑で逮捕される事件が発生しました。
すでに施設の入り口付近には規制線が設けられ、警察官やメディア報道陣が多数入り乱れていました。
規制線が外される見通しはまだつかないと警察官が語っていました。
近くに住む60代の女性
「知り合いが入居していたことがあります。もう出ちゃいましたけど・・・。施設内でトラブルが起こっていることは特に見受けられなかったですね。」
同じく近くに住む80代の女性
「事件当日の朝はパトカーが10台以上来てて救急車も並んで消防車もいて、友達の家が規制線の中にあるもんだから出られないと話してました。友達が心臓マッサージしている現場をみたと話してました。」
現場は騒然となり、住民は驚きを隠せない様子だっだといいます。
今回の殺害容疑となっている木村斗哉容疑者(22)
の自宅とみられる熊谷市の集合住宅前。
容疑者宅近隣にある高齢者向け施設にいる女性
「ニュースで見てびっくりしました。この近辺に自宅があると聞いてすごく近い!と思いました。(同じ高齢者施設ということも含めて)やはり悲しいですね。容疑者については特に知らないです。」
木村容疑者が住んでいるという集合住宅に出入りする男性に木村容疑者の印象やアパート間でトラブルはあるか尋ねてみたところ、「記憶にないですね。」とのこと。木村容疑者は普段トラブルを起こしたりはせず、この閑静な住宅街で平穏に暮らしていたということでしょうか?
10月17日の正午の時点では、まだ容疑者が事件を起こした動機の把握はされておらず解明途中とのことでした。
容疑者と殺害された80代の入居者2名の間には面識や接点はあったが、「2人には恨みがなかった。」
「エレベーターを利用していることが夜勤の人に知られてしまうと怪しまれると思い、階段で上の階に向かった。暗証番号で職員入り口から侵入した。」
と供述し、ナイフを事前購入し、マスクや手袋をして犯行に及んだとみられ計画性があったとされています。
恨みがなかったのに・・・「異常性」を感じさせる一幕です。
施設に出入りしている人達は「施設内部の雰囲気も明るかったのに。」「施設内のトラブルは聞いたことがなかった。」「(職員は)みんな優しくて良い人だった。」と話していました。
木村容疑者は1時間施設内に滞在していたと供述していますが、恨みもない面識ある入居者たちが寝静まる中で、介護していた時期の一緒にいた思い出が甦り、踏みとどまることはなかったのでしょうか。

探偵エックス
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